石原剛
石原 剛(いしはら つよし、1978年4月12日 - )は、京都を中心に活動する写真家でギャラリスト。既婚。作家名はヴィクター・マインレンダー(VECTOR MAINLANDER)。写真家の藤田一咲に師事。大叔父は洋画家の石原薫であり、画家家系。本人も一時期写実画家を目指すが断念、写真の世界に転向する。 来歴・作風声優、デザイナー、商業カメラマン(広告写真、テーマパーク)、ラボマン、カメラ販売員などを経て、現在では有名カメラ雑誌などでカメラマンをしたり、アイドルや写真集のレタッチャーとしても活躍中。 代表作に「ペンステーション」(2003年)、「ゼーレヴェ」(2005年)、「スピード・オブ・サウンド」(2006年)、「バンビーノ」(2008年)、「イート・ミー、ドリンク・ミー」(2009年)、「ソネット」(2010年)、「ゼッタイリョウイキ」(2013年)、「sunny side honey bunny」(2013年)などがある。 作風は「耽美」且つ「憂い」を秘めた作品が多いが、有名カメラメーカーに店頭用サンプルなどを数多く提供しており、一般受けするような明るい作品も数多く存在する。 カメラのこだわりはさほどなく、フィルム、デジタルなんでも使うオールラウンダー。 主な被写体はロリィタに属するファッション写真やゴシックカルチャー俗にアングラと呼ばれるジャンル。 2017年に開設されたインスタグラムではスナップを中心に作品が更新されている。 フィルム、デジタル作品共にノスタルに青みを帯びた作品が多く、一部で「ヴィクターブルー」と称されている。 2011年から、自らを"妄執写真家"、また、2012年からは"二代目ましかく写真家"、2014年より"カラバッジョスキ"とも称しており、作品の世界観をより解りやすくする試みが見受けられる。 2008年、ましかく写真家藤田一咲との邂逅を経て自身初となる個展「Blue Very Gem」を開催。 2009年、ドローイングアーティスト佐藤玲との邂逅を経て自身2度目となる個展「Dark Blue Syrup Pan-cakes. x Girls in the Green Gardens」を2010年に開催。 2011年「Dark Blue Syrup Pan-cakes. ENCORE」を開催。 2014年10月より大阪・中崎町の彩珈楼にて写真教室を開講。※彩珈楼の閉店後は自身運営ギャラリーにて教室を開講、ギャラリー閉鎖後は休止。 2016年4月に京都・下京区で自身がギャラリストを務めるJabberwock gallery(ジャバウォック・ギャラリー)をオープン。※2017年3月 建物取壊しの為、移転。 2017年4月からは京都・東山区に同ギャラリーを移転、その後2020年4月にギャラリーを閉鎖。 現在はインスタグラマーとしてSNSでの作品公開を中心に行う傍ら、ユーチューバーとしてゲーム実況を自身のチャンネルで公開中。 人物性格・人柄は明るくて人当たりの良い好人物で、どことなくヨーロッパ人を思わせる雰囲気をもっている。 (本人曰く「フェミニストでファシストでサディストでシニカルでスーサイド」とのこと) 率直に物を言う性格から、快く思わない人間も少なからずいる。 また、年間300本以上の映画を観る映画マニアで、その他にも海外ドラマ、アメリカンコミックが好き。 中でも好きな映画キャラクターは007のジェームズ・ボンド、コミックではMARVEL作品アイアンマンのトニー・スタークがお気に入りだと公言している。 これらの事もあり、自身でも公言しているが、かなりの女たらしキャラである。 略歴
主な展示・イベント
大阪・中崎町彩珈楼にて個展「突発的セルフポートレイト展七つの大罪と四終」、三人展「Going Gothic Guys」を開催。 大阪・中崎町one plus 1 gallery公募展「eros展 Vol.2」に参加。
京都・市立植物園で撮影会型ワークショップ「ロリィタ撮影会 悠久乙女蒐集会」を開催。
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