神戸市立東須磨小学校
神戸市立東須磨小学校(こうべしりつ ひがしすましょうがっこう)は、兵庫県神戸市須磨区堀池町1丁目にある市立小学校。 沿革年表
校歌通学区域
校区内の主な施設
交通著名な卒業生不祥事2019年9月、同小学校の男性教諭は先輩教諭4人(30代の男3人、40代の女1人)からの暴力行為やパワーハラスメントなどの職場いじめを受けて精神的に不安定になり、療養中であることが報道された。男性教諭は先輩教諭らから他の女性教諭へ性的なメッセージを送るよう強要されたり、男性教諭の車の上に乗られたり、その車内に飲み物をわざとこぼされたりした。ほか、物で叩く、プロレス技をかける、刺激物(激辛カレー)を食べさせる、目に擦りつけるなどの暴行を受け、暴言も浴びせられた。神戸市教育委員会の調査によると、男性教諭は11日に兵庫県警に被害届を提出しており、これらを含め約50項目のいじめがあったと訴えている[5]。 同校の管理職は神戸市教育委員会に対して「人間関係のトラブル」などと矮小化して報告したとされる。また、神戸市教育委員会の調査により、加害側の4人は他にも同校の教諭3人にセクハラなどの行為をしていたことも判明した[6][7][8][9]。この問題に対して、文部科学省の亀岡偉民副大臣は、神戸市教育委員会に対し原因究明の徹底と加害教諭の厳正な処分を求めた。これを受けて神戸市教育委員会の長田淳教育長は教育行政に対する信頼を著しく失墜させたことを謝罪し、第三者委員会を設置して事実関係を調査したうえで、関係者を厳正に処分する方針を説明した[10]。 2020年3月27日、神戸地方検察庁は、暴行や強要の疑いで兵庫県警が書類送検した男女教諭4人について、2人が懲戒免職処分を受けるなど4人全員が神戸市教育委員会から懲戒処分を受けていることから社会的制裁を受けているとして、不起訴処分(起訴猶予)としたことを発表した[11]。 2021年8月、地方公務員災害補償基金神戸市支部は被害者の男性教諭を「公務災害にあたる」と認定し、治療費や休業補償費を給付することになった[12][13]。 通学区域が隣接している学校脚注
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