福岡県社会人サッカーリーグ(ふくおかけんしゃかいじんさっかーりーぐ)とは、全国の各都道府県にあるサッカーの都道府県リーグのうち、福岡県のクラブチームが参加するリーグである。
概要&レギュレーション
リーグの変遷
1969年に1部6チーム・2部5チームで発足したが、三菱化成黒崎や全西鉄の九州サッカーリーグ参加等もあり一度廃止され、1975年に1部6チームで改めて発足した。
1999年までは1部制・最大11チームで構成された。2000年から1部6チーム・2部6チームによる2部制に移行し、2005年からは1部6チーム(2回戦総当たり10試合)・2部10チーム(1回戦総当たり9試合)の構成となった。さらに2部は2011年から11チーム(1回戦総当たり10試合)となった。
2018年からは1部・2部ともに1回戦総当たりに変更され、チーム数を拡大。1部9チーム・2部9チームの構成となる。さらに2020年からは1部10チーム・2部10チームに拡大されている。同年は新型コロナウイルスの影響によりオープン戦として扱われ降格が無かったため、2021年は1部11チーム・2部11チームとなった。
2017年まで勝利チームに与えられる勝ち点は2であったが、2018年からは3に変更されている。
リーグ構成(2024年)
福岡県社会人サッカーリーグは2部で構成される[1]。1回戦総当たりで行う。試合時間は1部が90分、2部が80分。
下位カテゴリとして福岡・北九州・筑豊・筑後の4つの地区リーグが存在する。
昇格・降格に関して
- 1部の優勝チームは九州各県リーグ決勝大会の参加権利を得る。同大会優勝で九州サッカーリーグに自動昇格、準優勝の場合は九州リーグ9位との入替戦を行う。
- 1部の10位・11位は2部へ自動降格、2部の1位・2位は1部へ自動昇格。
- 2部の10位・11位は各地区1部リーグに自動降格。
- 各地区1部リーグの優勝4チームは福岡県各地区サッカーリーグ決勝大会に進出。2ブロックに分かれ2チームが2部へ自動昇格。
なお、昇降格に関しては、JFL・九州リーグの昇格降格数により変更があり、詳しくは社会人委員会により協議のうえ決定する。
所属クラブ(2024年)
1部
- 七隈トンビーズ(福岡)
- 三宅クラブ(福岡)
- 春日イーグルス(福岡)
- スケアクロウズ北九州(北九州)
- アディ(北九州)
- 光陽クラブ(福岡)
- 森都主FC(筑豊)
- FC千代(福岡)
- Passcharise(福岡)
- ペラーダFCグランリオ(筑後)
- NISSAN自動車九州(株)サッカー部(北九州)
2部
- artesan(筑豊)
- 福岡銀行サッカー部(福岡)
- 宇美町FC(福岡)
- ONE SOUL.C福岡(福岡)
- F.C.ELAN(福岡)
- 久留米AZALEA(筑後)
- 新撰組FC(福岡)
- LIGA(北九州)
- 筑後FC(筑後)
- 福岡蹴友クラブ(福岡)
- BONCINO(筑豊)
歴代優勝クラブ
1部
※九州サッカーリーグ昇格チームは太字で表記
- 第1回(1975年) 福岡教員クラブ
- 第2回(1976年) 福岡教員クラブ
- 第3回(1977年) 三井東圧化学
- 第4回(1978年) 三井東圧化学
- 第5回(1979年) 三井東圧化学
- 第6回(1980年) オリエントAFC
- 第7回(1981年)
- 第8回(1982年) 八幡中央OB
- 第9回(1983年) 福岡教員クラブ
- 第10回(1984年) 八幡中央OB
- 第11回(1985年) 福岡県選抜[2]
- 第12回(1986年) とびうめクラブ
- 第13回(1987年) 福岡教員クラブ
- 第14回(1988年) 福岡教員クラブ
- 第15回(1989年) 福岡教員クラブ
- 第16回(1990年) 七隈トンビーズ
- 第17回(1991年) 豊国大吾クラブ
- 第18回(1992年) FUFAとびうめクラブ
- 第19回(1993年) FUFAとびうめクラブ
- 第20回(1994年) 九州三菱自動車
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- 第21回(1995年) 九州三菱自動車
- 第22回(1996年) 東海大第五OB
- 第23回(1997年) マッキーFC
- 第24回(1998年) 九州三菱自動車
- 第25回(1999年) 七隈トンビーズ
- 第26回(2000年) 七隈トンビーズ
- 第27回(2001年) 七隈トンビーズ
- 第28回(2002年) 七隈トンビーズ
- 第29回(2003年) 七隈トンビーズ
- 第30回(2004年) 七隈トンビーズ
- 第31回(2005年) 七隈トンビーズ
- 第32回(2006年) 三宅クラブ
- 第33回(2007年) 三宅クラブ
- 第34回(2008年) 七隈トンビーズ
- 第35回(2009年) 九州三菱自動車
- 第36回(2010年) 九州三菱自動車
- 第37回(2011年) 九州三菱自動車
- 第38回(2012年) スケアクロウズ北九州
- 第39回(2013年) 七隈トンビーズ
- 第40回(2014年) 三宅クラブ
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- 第41回(2015年) 三宅クラブ
- 第42回(2016年) 三宅クラブ
- 第43回(2017年) 三宅クラブ
- 第44回(2018年) 三宅クラブ
- 第45回(2019年) 三宅クラブ
- 第46回(2020年) 七隈トンビーズ[3]
- 第47回(2021年) 光陽クラブ[4]
- 第48回(2022年) 板付FC
- 第49回(2023年) 板付FC
- 第50回(2024年) スケアクロウズ北九州
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脚注
- ^ “福岡県社会人リーグ”. 公益社団法人福岡県サッカー協会公式ホームページ. 2023年6月22日閲覧。
- ^ 2位はオリエントAFC
- ^ 新型コロナウイルスの影響により全日程を消化できず、オープン戦として開催。4試合消化時点で最も成績の良い七隈トンビーズが優勝扱いとなった。
- ^ 新型コロナウイルスの影響により延期が相次いだため8月8日をもってリーグ戦を中止。全チーム参加の順位決定戦トーナメントによって優勝チームを決定した。
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