福島圭音
福島 圭音(ふくしま けいん、2001年10月6日 - )は、埼玉県秩父市出身のプロ野球選手(外野手・育成選手)。右投左打。阪神タイガース所属。 経歴プロ入り前秩父市立尾田蒔小学校3年生から秩父ドリームズで野球を始める[2]。当時のポジションは遊撃手だった[3]。秩父市立秩父第一中学校時代は軟式野球部に所属[4]。 聖望学園高等学校では2年時から外野手に転向[2][3]。3年時からは投手も務め、同年夏の埼玉大会ではリリーフとして登板した[5]。5回戦の昌平高等学校戦では7回から登板するも8回に5失点を喫し降板、チームも敗れた[5]。甲子園出場はなし。秋にはプロ志望届を提出したが、同年のドラフト会議では指名されなかった[6]。 白鷗大学では2年時からレギュラーに定着[2]。2年秋にはベストナインを獲得した[7]。4年春には9試合で打率.526、リーグ記録を更新する20盗塁を記録して[8]首位打者、最多安打、最多盗塁、最高出塁率、ベストナインを獲得[9]。最終戦の上武大学戦では初回に本塁打を放つなどの活躍でリーグ優勝に貢献した[10]。同年の大学野球日本代表候補選考合宿にも参加した[8]。2学年上に中山誠吾、1学年上に曽谷龍平がいる。 2023年10月26日に開催されたドラフト会議で阪神タイガースから育成2位指名を受け[2]、支度金300万円・年俸300万円という内容で仮契約を結んだ(金額はいずれも推定)[11][12]。背番号は126[13]。 選手としての特徴50m5.8秒、一塁到達3.8秒台を計測する俊足が最大の武器[2][14]。遠投110mの強肩を兼備する[4]。 人物母親が俳優のケイン・コスギのファンだったことから「圭音(けいん)」と名付けられた[2][4][15]。本人は自身の名前について「なかなかいない名前なので気に入っている」と話している[16]。プロ入り後、スポーツ紙を通じてケイン・コスギ本人から激励を受けた[17]。 埼玉県秩父市出身で、幼少期の頃は山で野ウサギを追いかけていたという[18]。 父親の影響により幼少期から阪神ファンで、鳥谷敬に憧れており、鳥谷の出身校である聖望学園高校に進学した[18]。目標の選手としては近本光司を挙げている[3]。 詳細情報背番号
脚注
関連項目外部リンク
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