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竹内寛 (陸軍軍人)

竹内 寛
生誕 1889年(明治22年)9月17日
日本の旗 日本 岡山県
死没 1952年(昭和27年)7月18日
所属組織 日本陸軍
軍歴 1910年 - 1943年
最終階級 陸軍中将
除隊後 岡山市
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竹内 寛(たけうち ゆたか、1889年明治22年)9月17日 - 1952年昭和27年)7月18日)は、日本陸軍軍人政治家。最終階級は陸軍中将岡山市長

経歴

岡山県出身。1910年(明治43年)5月、陸軍士官学校(22期)を卒業。同年12月、歩兵少尉に任官。1919年(大正8年)11月、陸軍大学校(31期)を卒業し、陸大に配属された。

1929年(昭和4年)8月、陸大教官となる。1933年(昭和8年)8月、陸士教官に転じ、同年12月、歩兵大佐に昇進。陸士本科生徒隊長を経て、1936年(昭和11年)8月、歩兵第49連隊長に就任。1937年(昭和12年)8月、津軽要塞司令官に転じ、同年11月、陸軍少将に進級。1938年(昭和13年)3月、陸大教官となる。同年12月、憲兵司令部総務部長に転じ、1940年(昭和15年)3月、関東憲兵隊司令官に就任。

1940年8月、陸軍中将に進み、1941年(昭和16年)4月、第55師団長に親補され、太平洋戦争を迎えた。ビルマの戦いに従軍。1942年(昭和17年)12月、参謀本部付となり、1943年(昭和18年)9月、予備役に編入された。1944年(昭和19年)9月から1945年(昭和20年)10月まで岡山市長を務めた。

戦後、公職追放となった[1]

栄典

位階
勲章等
外国勲章佩用允許

脚注

  1. ^ 公職追放の該当事項は「翼賛郡市支兼協」。(総理庁官房監査課 編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、639頁。NDLJP:1276156 
  2. ^ 『官報』第8313号「叙任及辞令」1911年3月11日。
  3. ^ 『官報』第460号「叙任及辞令」1914年02月12日。
  4. ^ 『官報』第1988号「叙任及辞令」1919年03月21日。
  5. ^ 『官報』第3534号「叙任及辞令」1924年6月5日。
  6. ^ 『官報』第3283号「叙任及辞令」1937年12月10日。
  7. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
  8. ^ 『官報』第4632号 付録「辞令二」1942年6月20日。

参考文献

  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
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