聖ソフィア大聖堂(中国語: 索非亚大教堂)は、中華人民共和国黒竜江省ハルビン市道裏区にあるロシア正教会の聖堂。ハルビンを象徴するロシア建築。現在は教会・聖堂としては使用されず、ハルビン建築芸術館として一般公開されている。
一般ではソフィスカヤ寺院とも表記されるが、正教会では「寺院」の呼称は用いられない。
概要
1907年3月、帝政ロシアの兵士の軍用教会として創建された。それは、日露戦争(1904年(明治37年)2月6日-1905年(明治38年)9月5日)の終戦2年後にあたる。その後もロシアの茶商人などが出資し、拡張工事が行われ、1932年に現在の姿になった。
現在は教会としては使用されず、ハルビンの開拓期の写真をはじめ、絵画、教会堂などの模型が展示されており、観光名所となっている。高さ53.35m、建築面積721m2、ビザンチン建築の影響を強く受けており、平面がラテン十字形であり、約2,000人が収容できる規模である。最上階の鐘楼には音の異なる7つの鐘がある。内部の壁は痛みが激しく、色褪せしているのみならず、ところどころ剥落しており、古色蒼然たる趣がある。窓ガラスにはステンドグラスが一切使われていない。レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のレプリカなどが飾られ、豪華なシャンデリアは特に壮大である。
周囲はデパートなど商業施設が建ちならぶ近代的な繁華街であり、当教会はそのなかで異彩を放っている。また、結婚式の写真撮影の名所ともなっており、ウェディングドレスをまとった花嫁の姿がしばしば見られる。
- 開堂時間
- 電話番号
ギャラリー
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聖堂を別の角度から
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聖堂を別の角度から
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教会堂内
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合唱団
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関連項目
座標: 北緯45度46分05秒 東経126度37分17秒 / 北緯45.7680944544度 東経126.621522232度 / 45.7680944544; 126.621522232