芹ヶ谷公園
芹ヶ谷公園(せりがやこうえん)は、東京都町田市にある町田市立の都市公園(特殊公園)。園内の南側に町田市立国際版画美術館がある。 概要1982年(昭和57年)に公園西側の第一期部分(面積約4ha)が開園[1]。その後は公園東側の拡張整備を行い、1991年(平成3年)に公園東側の第二期部分(面積約7ha)が開園した。2001年(平成13年)には公園東側にあったひだまり荘周辺の一部を含めた部分に公園区域を拡大。さらに、2018年(平成30年)10月からは公園北側(面積約2.4ha)で拡張工事が進められ[2]、2019年(令和元年)10月に芹ヶ谷公園グラウンドと冒険遊び場前駐車場が先行オープンし[3]、2020年(令和2年)3月には同拡張区域が全面開園した[4]。 公園は町田駅から程近いところに位置し、北側では小田急小田原線と面している。敷地は原町田のほか、南大谷、高ヶ坂が入り組んでいる。毎年桜の開花時期には「まちださくらまつり」が行われるほか、毎年10月には流鏑馬・砲術演武などを披露する「町田時代祭り」が開催される。 虹と水の広場には、ステンレスで造られた高さ16mの「彫刻噴水・シーソー(飯田善国作、1989年4月設置)」が設置されており、時間によって定期的に支柱の噴水から水が出る仕組みで、水の重みでシーソーが動くよう設計されている[5]。この他、園内には「my sky hole 88-4(井上武吉作、1988年設置[6])」、「開かれた宇宙(高橋清作、1990年設置[6])」、「トキオコシ(平野杏子作、1990年5月設置[7])」といったモニュメントが設置されている[8]。 2020年8月から、市のシティプロモーションの一環として、東京都内で初めてポケットモンスター(ポケモン)のキャラクターがデザインがされたマンホールの蓋「ポケふた」[注釈 1]が園内各所に設置された[9][10]。 2016年度に策定された芹ヶ谷公園再整備基本計画に基づき、工芸品を扱う美術館や体験型の施設を建設する「芹ヶ谷公園“芸術の杜”プロジェクト」が進行中[11]で、2024年の発表では体験棟が2027年6月、工芸美術館が2027年9月、アートと出会いの広場が2028年12月に開館する予定である[12]。 園の中央部を都市計画道路町田3・4・11号停車場成瀬線(原町田大通り)及び多摩都市モノレールの計画線が貫いており、将来的には町田始発列車用の留置線を含む留置線を含むモノレール関連施設も設置される予定である[13]。 沿革
主な施設
アクセス年中無休だが、時期によって開園時間が異なる。入園料無料。
脚注注釈
出典
外部リンクInformation related to 芹ヶ谷公園 |