萌江
萌江(もえ、1994年7月3日 - )は、宮城県を拠点に活動しているシンガーソングライター、ほやドル[2]。 経歴母方の祖父の家は、石巻市の県内有数のホヤの産地にあり、祖父の家に遊びにいった際には新鮮なホヤを食べさせてもらっていた[2][3]。その祖父の家は東日本大震災の津波で流され、祖父も被災し死亡することになる[2][3]。 コブクロに憧れて、中学1年のときにギターを始める[2][3]。歌手になりたいとは思うようになったが、歌が上手い友人と比べると自信が持てず、周囲や家族にも言えずに過ごす[3]。宮城県石巻商業高等学校[4]に進学したときに再会した中学時代の恩師に打ち明けたところ、「萌江ならできる」と後押ししてくれたことで自信を持つ[3]。高校1年のときに東日本大震災に遭い、祖父を亡くし、避難所生活では音楽に励まされたことから、路上ライブを行ったりCDの自主製作を行ったり、音楽に向き合うようになった[3]。尚絅学院大学[3]2年のときに失恋したことをきっかけにシンガーソングライターを志す[2]。大学卒業後はアルバイトをしながら音楽活動を継続し、2017年に上述のように幼いころから思い入れもあるホヤをテーマにした「ほやのマーチ」をリリースし、ほやドルを自称するようになる[2]。 2017年夏にDate fmが「ほやのマーチ」を流したところ、歌のテーマの意外性と明るい曲調から反響を呼び、2018年にはDate fmで番組レギュラーとなったことで知名度が高まった[2]。 2022年時点では、FMラジオ、テレビ出演、DJ、リポーターなどで地元メディアに出演し、地元のCMにも起用されている[2]。 2024年2月14日に資本金10万円で「株式会社ほやいろ」の設立と代表取締役就任を発表した[5]。初年度の売り上げ目標は社名にちなんで4816万円を掲げる[5]。 ディスコグラフィーアルバム
ほやのマーチ上述のように知名度を高める一因となった楽曲[2]。 実家に遊びに来た友人がホヤを知らず、食べたこともなかったことに衝撃を受け、ホヤを広めたいと思ったことから製作された[3]。 宮城県はホヤ生産量日本一を誇っていたが、東日本大震災の津波によって養殖施設が全滅する[2]。生産者は養殖を再開することはできたが、東京電力の福島第一原子力発電所事故の影響で、宮城県内産ホヤの約7割の輸出先であった韓国が禁輸措置を実施したため販路が断たれ、2016年、2017年には大量廃棄処分となった[2]。その後、コロナ禍の影響でホヤの消費そのものが落ち込むことになる[2]。 コラボ曲複数のアーティストやご当地キャラクターとフィーチャリングしている。 (リリース年月日の新しいものから記載)
活動
出演ラジオ
CM・広告商標
また「ほやいろ」も役務等区分35類・41類として2024年(令和6年)4月11日に商標出願し、「係属-出願-審査待ち」状態にある[23]。 出典
外部リンク
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