西村佳苗子
西村 佳苗子(にしむら かなこ、Kanako Nishimura)は、日本の美容師、ヘアメイクアップアーティスト。WEST FURIE Hair & Make代表。 日本だけでなく海外も含め、数多くの映画やドラマ、CMの撮影現場でヘアメイクを担当。 HBO Max制作のドラマシリーズ「TOKYO VICE」ではヘアメイク統括を勤め、監督のマイケル・マンや主演のアンセル・エルゴートからの信頼を得る。 人物・来歴京都撮影所にて数々の時代劇・明治 〜昭和の時代物の作品に携わり、東京へ活動の場を広げる。 1995年、岡本喜八監督「EAST MEETS WEST 」でアメリカロケに同行。 1996年、東陽一監督「絵の中の僕の村」(ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作品)にヘアメイクとして参加。これらの活動により、同年ヘアメイクとして初の文化庁芸術家在外研修員として渡米。滞在中にカリファルニア州コスメトロジーの免許を修得し、米国でのインディーズ映画、CM、PVなどに携わる。帰国後、東京に拠点を移し 映画では 渡辺謙主演「沈まぬ太陽」日本アカデミー賞最優秀賞受賞作、「はやぶさー遙かなる帰還」や黒沢清監督「クイーピー偽りの隣人」、本木克英監督「空飛ぶタイヤ」、白石和彌監督「孤狼の血level2」他、多数の作品でヘアメイクとして活躍。 近年ではヘアメイクHODを務めたハリウッド作品マイケル・マン監督「TOKYO VICE」が2022年公開予定されている。 ロサンゼルスのJAPAN HOUSE(外務省が日本文化などの対外発信の強化のため、世界3都市に設置した対外発信拠点)が行ったマイケル・マンのインタビュー内で、マイケルに”カナコ・ニシムラは、私が働いた中でも素晴らしいヘアメイクアップアーティストの一人だ"と絶賛された。 担当(ヘアメイク)映画
ドラマ
CMIBM、クラレ、サンスター、ルートインホテル、アサヒシューズ ほか アーティスト講師
脚注“Transportive Hollywood Power: Conversations with Film Director Michael Mann on the Appeal of Filming in Japan”. JAPAN HOUSE LOS ANGELES. 2022年11月17日閲覧。 “日本髪 現代風アレンジ「おしょりん」ヘアメイク担当・西村さん”. 中日新聞. (2022年9月8日) “アンセル・エルゴートが日本語で語る!『TOKYO VICE』 ハリウッド俳優が見た日本文化とジャーナリズム”. 映画評論・情報サイト BANGER!!. (2022年4月23日) “「王妃の館」水谷豊の新・右京ビジュアルに浅田次郎も「なるほどな」”. 映画.com (2015年2月18日). 2022年11月17日閲覧。 外部リンク |