西澤健太
西澤 健太(にしざわ けんた、1996年9月6日 - )は、静岡県静岡市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・サガン鳥栖所属。ポジションはミッドフィールダー。 略歴清水エスパルスの下部組織出身で、ジュニアユースから6年間在籍。しかし、トップチームに昇格することはできず、筑波大学に進学。筑波大学では2016年に全日本大学サッカー選手権で優勝すると、2017年には関東大学サッカーリーグ戦でリーグ優勝を果たした[1]。その年、西澤は関東大学サッカーリーグのアシスト王を獲得。3年時には清水エスパルスの練習に参加し、4年生となった2018年10月に加入が正式に決まった。大学経由で加入する史上初めての清水ユース出身選手となった[2]。 2019年に清水エスパルスに入団。5月に監督が篠田善之に交代すると出場機会が与えられ、5月19日、第12節の大分トリニータ戦で途中出場から初出場を果たした[3]。以降、左サイドハーフのポジションを掴み、数多くのゴールやアシストを記録。この年の優勝クラブである横浜F・マリノスにエスパルスはリーグ戦で2勝(シーズンダブル)しているが、決勝点を挙げたのは2試合とも西澤[4]。9月13日、第26節の名古屋グランパス戦では2得点を決めて前回対戦に続いて勝利に貢献[5]。次節の9月29日に行われた、アウェー湘南ベルマーレ戦では2ゴール2アシスト、4得点に絡む活躍でチームの勝利に貢献して、明治安田生命J1リーグ9月のKONAMI月間MVPに選ばれている。 2020シーズンはリーグ戦全試合に出場し、4ゴール10アシストを記録。8月19日の横浜F・マリノス戦ではクラブ通算の1300得点目を記録した。チームは開幕から5連敗を喫し、シーズン途中の監督交代と、とても難しいシーズンであったが、その中でもきちんと結果を残していて、このシーズンから右サイドハーフのポジションでもプレーをしている。2021年1月8日、以前から交際していた一般女性と入籍。 2021シーズンはロティーナ体制のもと、リーグ戦では27試合に出場したが2ゴールに留まった。オリンピック中断明けの横浜F・マリノス戦で、後藤のクロスボールにヘディングシュートで合わせ、今シーズン初ゴールを記録。第38節のホーム最終戦のセレッソ大阪戦では西澤の1ゴール1アシストでチームの勝利して、最終節での残留を決定した。 2022シーズンは13試合で2ゴールという結果になり、思い通りにはいかないシーズンとなった。序盤では、昨年痛めていた手の怪我により開幕に出遅れてしまう。シーズン途中で監督交代となり、ゼ・リカルド監督体制になるとずっとスタメンで出続けていた。しかし、7月16日の浦和レッズ戦で足の怪我を負ってしまい、再び戦線離脱という状況になってしまった。 2023シーズンは27試合に出場するも、シーズン初のノーゴールで終わった。 2024シーズンはリーグ戦では14試合の出場に留まるが、初スタメンとなった第14節のアウェイ群馬戦では左足でのミドルがネットを揺らし3−0と勝利に貢献する。しかし、5月の練習試合で右鎖骨骨折で全治3ヶ月の怪我を負う。9月23日の第32節のアウェイ藤枝戦で先発復帰をすると、1点ビハインドの後半で同点ゴールと得意のセットプレーからアシストも記録して3−2と勝利に貢献した。 2024年を最後に清水エスパルスからサガン鳥栖への完全移籍を決断した。(公式発表は12月30日) 所属クラブ個人成績
タイトルクラブ
個人
代表・選抜歴
脚注
関連項目外部リンク
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