遠鉄タクシー
遠鉄タクシー株式会社(えんてつタクシー、英: Entetsu-Taxi Co., Ltd. )は、遠鉄グループの企業の一つ。 概要タクシー事業を展開し、事業エリアは浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・菊川市・湖西市などである。なお、天竜川(浜松市)以西と天竜川(磐田市)以東では配車が異なる。 介護タクシーや買い物代行サービスなどのサービスも手がけており、地域の中ではシェアも高い。遠タクの愛称がある。 また、従来の観光タクシーのほかに近年では井伊直虎をあしらった井伊直虎号の運行[1]や、おすすめの浜松餃子店を巡る遠鉄餃子タクシーの運行[2]など積極的に展開されており、浜松クリスマスマーケット2018とのタイアップ車両[3]などイベント類とのタイアップ車両も運行している。 このほか、女性乗務員の積極採用[4]や、NTTドコモ東海支社と共同でのAIタクシー実証実験などを行っている[5]。 沿革
営業所
バス事業バス事業に関しては、従来は浜松市自主運行バスの運行受託が主体であったが、現在は浜松市自主運行バス以外にも鷲津循環線を運行している。 浜松市自主運行バス
これら路線では基本的にワゴン車を使用している。ただし、デマンド方式を採用する便に関しては予約状況によってはタクシー型車両を用いる場合もある。 路線詳細は浜松市自主運行バスを参照のこと。 湖西市自主運行バス
遠鉄タクシーでは湖西入出線としているが、湖西市自主運行バスとしては浜名線と案内される。 運行形式としては運行委託に近い形をとっており、車両は遠鉄タクシーの所属であるものの運行管理は遠州鉄道のバス営業所である浜松西営業所に委託されている。 車両も浜松市自主運行バス受託路線とは異なり中型バスが用いられている。以前はいすゞ・ジャーニーKU-LR332J(2228号車)が用いられていたが、現在は日野・レインボーHRKK-HR1JEEE(905号車)が使用されている。いずれの車両も親会社の遠州鉄道から移籍してきた車両である。 2228号車では方向幕は白ステッカーで塞がれ使用されていなかったが、905号車では方向幕が使用されている。方向幕の仕様は遠鉄バス浜名線入出系統時代とは文字色をはじめ異なっている。 当路線ではナイスパスの使用が可能。また、遠鉄バスの旧運賃体系を引き継いでいる為現行の遠鉄バスの運賃体系とは一部で異なっている。なお、浜松バスなどと共に初乗り運賃は全線で100円となっている。 2018年に路線再編が行われ、当路線は湖西病院~正太寺間は入出新所鷲津線(現:知波田入出線)、湖西病院~新弁天間は白須賀新居鷲津線当(現:新居鷲津線)にそれぞれ編入した。知波田入出線、新居鷲津線共に浜松バスが運行受託している。 2024年10月1日改正で、当路線が廃止された。
当路線の詳細は湖西市コミュニティバス「コーちゃんバス」を参照のこと。 デマンド型乗合タクシー磐田市、袋井市、湖西市より受託運行を行っている。平日のみ運行。土日祝日と年末年始は運休。利用者登録を行い、乗車前には電話での事前予約が必要。
車両バス部門の所属車両を除く。遠鉄タクシーではハイブリッド車両を積極的に導入しており、以前はプリウスが主体に導入されていた[9]が、現在はジャパンタクシーを主体に導入している[10]。
主要車種のみ記載。[11] 以前、クルーも少数導入された。 出典・脚註
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