錦織 孝一(にしきおり こういち、1946年11月20日[1] - )は、日本の政治家。茨城県鹿嶋市長(2期)、茨城県議会議員と鹿島町議会議員を歴任した。
来歴
茨城県鹿島町(現・鹿嶋市須賀)に生まれる。茨城県立麻生高等学校卒業。1969年(昭和44年)3月、東京理科大学理学部卒業。1972年(昭和47年)から錦織米肥店の経営を始める[2]。
1991年(平成3年)、鹿島町議会議員選挙に初当選。
2002年(平成14年)12月8日に行われた茨城県議会議員に無所属で立候補し初当選した[3]。翌2003年(平成15年)1月8日、県議に就任。県議在職中に自由民主党所属となった[4]。
2014年(平成26年)4月13日に行われた鹿嶋市長選挙に自民党の推薦を得て出馬し、初当選した[5]。4月24日、市長に就任[6]。
2018年(平成30年)4月15日に行われた鹿嶋市長選挙に出馬し、元市議の佐藤信成を破り再選を果たした。投票率は46.21%。
2021年12月に2022年4月の任期満了をもって引退すると表明した[7]。
政策・人物
- 2020年(令和2年)5月29日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身の6月から2021年(令和3年)3月までの月額給与と期末手当を20%減額する条例案を市議会臨時会に提出した。副市長および教育長については10%減額する。この減額措置による効果は総額465万1千円。同日、同条例案は可決された[8]。
- 2021年(令和3年)12月7日、市議会本会議において、市長の出処進退などに関する答弁の中で、卑わいな表現や民族差別、職業蔑視などを含む発言を繰り返した。市は通例、YouTubeを通して、市議会一般質問の模様を配信しており、問題の答弁も同日中はライブや録画で配信されていたが、錦織の発言が不適切だとして議会事務局が8日朝からの配信を取りやめた。7日は市議6人が登壇。移転候補地などを巡り注目が集まる鹿島アントラーズの新スタジアム構想に関する質疑も行われた。しかし削除の影響で視聴できなくなり、サポーターから不満の声が噴出した[9]。
脚注
出典
外部リンク