鎌倉市立稲村ケ崎小学校(かまくらしりつ いなむらがさきしょうがっこう)は、神奈川県鎌倉市極楽寺三丁目にある公立小学校である[1]。
概要
鎌倉市の由比ガ浜海水浴場の西の丘陵地、海抜は20mを越えるところで、極楽寺や成就院や、明治40年に造られたという江ノ電の唯一のトンネルである「極楽洞」など、古都鎌倉の歴史的な名勝の近隣に位置する。
稲村ケ崎小学校は、生徒数増で教室数が不足する鎌倉市立第一小学校の校区を分割して設立された小学校である。校地は第一小学校から校区内で最も遠方の極楽寺が選ばれた。学校の建設予定地は桃畑であったため、正式名称が決定するまでは「桃園小学校」の仮名がつけられたが、その後一般からの校名募集により「稲村ケ崎小学校」の名がつけられた。
1948年に開校したものの当初は鎌倉市に校舎を建設する予算がなかったため、第一小学校の教室に間借りした。後に市民からの寄付で建設費用を捻出し、翌1949年7月7日に現在地の新校舎へと移転した[2]。
沿革
(沿革節の主要な出典は公式サイト[3])
教育目標
アクセス
- 江ノ島電鉄線極楽寺駅から、徒歩約275m・約5分(直線距離では、駅から校舎まで約170mだが、道路の関係で、若干の遠廻りとなる)。
脚注
- ^ 校名については、「稲村ケ崎」、地名については稲村ヶ崎や稲村ガ崎が、一般的には使われている。
- ^ 鎌倉市教育委員会『鎌倉教育史』鎌倉市教育委員会、1976年、530-531頁。
- ^ “稲村ヶ崎小学校の沿革”. 鎌倉市立稲村ケ崎小学校. 2022年4月21日閲覧。
- ^ 鎌倉市立稲村ケ崎小学校
関連項目
外部リンク