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JR東日本只見線の「早戸駅」とは異なります。 |
隼人駅(はやとえき)は、鹿児島県霧島市隼人町内山田一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。事務管コードは▲940520[2]。
当駅の所属線[3]である日豊本線と、当駅を終点とする肥薩線の2路線が乗入れ、接続駅となっている。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅になっている。また、側線数線(このうち1線は着発収容線)があり深夜に翌朝用の列車が留置されている。
駅舎はコンクリート造りの平屋だが、九州新幹線が新八代駅から鹿児島中央駅まで開通した際にドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治によるプロデュースでリニューアルされ、竹材で覆われている[13]。屋根上の駅名表の左側に薩摩ゆかりの「島津家」の家紋が付いている[13]。
JR九州本体による直営駅で、みどりの窓口が設置されている。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入出来る。
SUGOCAは日豊本線でのみ利用可能で、肥薩線では利用出来ない。また、肥薩線の起点である八代駅にもSUGOCAが導入されているが、八代駅(福岡・佐賀・熊本・大分エリア)と当駅(鹿児島エリア)では利用エリアが異なるため、肥薩線経由で両エリアを跨ってSUGOCAを利用することは出来ない。
タッチパネル式の自動券売機(ICカード対応)、改札内にはICカードチャージ機が設置されている。
霧島市が計画している「隼人駅東地区土地区画整理事業」によって東口を設置する予定であるが[15]、駅舎改築の予定はない。
のりば
- 付記事項
- 日豊本線の下り本線は3番のりば、上り本線は2番のりばとなっている。
- 当駅 - 国分駅間と吉松駅間に回送列車が設定されている。
- 夜間、2番のりばにキハ47形2両編成を2本縦列駐車させ、3番のりばに817系4両編成(普通列車の川内行き:当駅と国分駅間は回送)、留置線上に787系(特急きりしま81号の国分駅 - 鹿児島中央駅間始発便の車両:当駅と国分駅間は回送)とキハ47形4両が留置されている。
- 肥薩線(吉松駅 - 隼人駅間)および吉都線(全線)のCTCセンターを併設している。
利用状況
近年の1日平均乗降人員は以下の通り。
年度
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1日平均 乗車人員
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1日平均 乗降人員
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出典
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2000年
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1,771
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[17]
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2001年
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1,787
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2002年
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1,807
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2003年
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1,811
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2005年
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1,848
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2006年
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1,864
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2007年
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1,858
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3,711
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2008年
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1,890
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3,773
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2009年
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1,826
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3,649
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2010年
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1,783
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3,561
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2011年
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1,797
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3,576
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2012年
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1,746
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3,495
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2013年
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1,791
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3,585
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2014年
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1,668
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3,346
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2015年
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1,654
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3,319
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2016年
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1,641
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3,288
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2017年
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1,631
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非公表
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2018年
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1,641
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2019年
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1,640
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2020年
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1,413 |
[18]
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2021年
|
1,429 |
[19]
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2022年
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1,429 |
[20]
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駅周辺
旧・隼人町の中心部。
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駅前風景(2018年5月)
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隼人塚(2018年5月)
バス路線
- 鹿児島交通
- [68-1]伊敷ニュータウン - 国分営業所(日当山経由)
- 隼人国分循環線
- 加治木本町 - 重久(野久美田経由)
- 医療センター・国分山形屋・霧島市役所 - 上小鹿野(市街地循環バス)
- 隼人駅 - 妙見温泉 - 鹿児島空港(妙見温泉バス)
- 国分営業所 - 中福良小
- 隼人駅 - 鹿児島高専
- 南国交通
※かつてJR九州バス(国分線[21]:隼人駅 - 国分駅・桜島・垂水)が運行されていた。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■日豊本線
- ■普通
- 国分駅 - 隼人駅 - 加治木駅
- ■肥薩線
- ■普通
- 日当山駅 - 隼人駅
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「肥薩線・吉都線・三角線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第2号、朝日新聞出版、2009年7月19日。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
隼人駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク