飛龍3(ひりゅう3)は、有村産業が運航していたフェリー[2]。
概要
1985年に福岡造船で建造され[1]、那覇 - 宮古 - 石垣 - 基隆・高雄間などに就航[2]。合理化と積載能力向上と旅客設備の快適化を目指し、省エネ形エンジンの搭載による燃費の節減などを行った[4]。
1997年に韓国Semo Marine Companyに売却され「Semo Express Ferry 2」、1999年にはDong Yang Express Ferry「Cozy Island」として運航。
2013年に「Wihan Sejahtera」としてインドネシアTrimitra Samudraに売却されスラバヤ発着の航路で運航されていたが、2015年11月にラモン湾にて沈没した[5]。
船内
輸送力向上を図るべく車両甲板のクリアランスを高くし20ftコンテナの二段積みを可能とし、また旅客設備はパブリックスペースの改善を図った[4]。
- 2階[2](船橋甲板)[3]
- ロイヤルルーム(3名×2室) - セミダブルベッド、ソファベッド[3]
- 特等室(10名×2室) - 二段ベッド、ソファベッド、畳敷き和室[3]
- 1等室(14名×8室) - 二段ベッド、ソファベッド[3]
- サロン
- レストラン(72席)
- グリルバー(15席)
- 免税売店
- 1階[2](Cデッキ)[3]
- 2等室(24名×2室・23名×8室) - 絨毯敷き和室[3]
- エントランス
- 案内所・売店
- シャワー室
- ホール(2等室定員130名)
この他ダイビングプールも設置されていた[2]。
脚注