館山北条町(たてやまほうじょうまち)は、昭和戦前期の短期間、千葉県安房郡に存在した町である。現在の館山市の中部にあたる。
1933年(昭和8年)に、館山町と北条町が合併(新設合併)してできた町であるが、6年後に他の2町と合併し、館山市が新設された。
歴史
1933年(昭和8年)、館山町と北条町が合併して館山北条町が新設された[1]。新町名について両町の議論がまとまらず、連名とすることで妥協が成立した[2]。
1939年(昭和14年)に館山北条町・那古町・船形町が合併して市を新設することとなったが、名称を巡る議論が再燃[2]。旧北条町の住民は「安房市」を、旧館山町の住民は「館山市」を主張したとされる[2]。結局、地図に館山湾が掲載されていること、館山海軍航空隊が所在することをもって館山市となった[2]。
行政区画・自治体沿革
交通
鉄道
道路
脚注
出典
- ^ 池田和弘『北条村史』宮澤治海、2001年4月19日、158頁。
- ^ a b c d “なぜ館山という名前なの?”. たてやまGENKIナビ. 2018年3月27日閲覧。
関連項目