駒沢(こまざわ)は、東京都世田谷区の町名。現行行政地名は駒沢一丁目から駒沢五丁目。郵便番号154-0012[2]。世田谷地域と玉川地域に属する。
地理
東急田園都市線の駒沢大学駅がある(所在地は上馬)。駒澤大学と駒沢オリンピック公園で有名。深沢・弦巻・上馬・新町、目黒区東が丘と隣接する。
目黒区内に位置していても、住所が駒沢でなくとも駒沢大学駅などの周辺地域が「駒沢」と呼ばれることがある。
歴史
地名の由来
この地名は1889年(明治22年)に町村制施行に伴い荏原郡上馬引沢村、下馬引沢村、野沢村、弦巻村、世田ヶ谷新町、深沢村の6村が合併した際に馬(=駒)と野沢・深沢の沢を合わせて名付けられた合成地名である。
沿革
- 1889年(明治22年)に町村制施行に伴い荏原郡上馬引沢村、下馬引沢村、野沢村、弦巻村、世田ヶ谷新町、深沢村の6村が合併し、駒沢村となった。
- 1925年(大正14年)10月、駒沢村が町制を施行し、駒沢町となった。
- 1932年(昭和7年)東京市世田谷区成立時に「駒沢」という町名はいったん消え、旧村名の上馬町・下馬町・野沢町・三軒茶屋町・深沢町・新町・弦巻町が新区の町名となった。
- 1967年(昭和42年)、住居表示の実施に伴う町区域の変更を行い、旧上馬町1~3丁目および弦巻町1丁目の各一部から2~3丁目、旧新町1丁目から3~4丁目、旧深沢町1~2丁目の一部から1・5丁目を統合し町名として復活した。
世帯数と人口
2024年(令和6年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 |
世帯数 |
人口
|
駒沢一丁目
|
1,502世帯
|
2,983人
|
駒沢二丁目
|
2,989世帯
|
4,930人
|
駒沢三丁目
|
1,787世帯
|
3,064人
|
駒沢四丁目
|
1,956世帯
|
3,546人
|
駒沢五丁目
|
1,162世帯
|
2,279人
|
計
|
9,396世帯
|
16,802人
|
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
施設
ゆかりのある人物
脚注
関連項目