2006年オーストラリアグランプリ
2006年オーストラリアグランプリは、2006年F1世界選手権第3戦として、2006年4月2日にアルバート・パーク・サーキットで開催された。 予選展開
決勝展開スタートはドタバタで、モントーヤがスピン。スタート直前には予選一列目を奪ったフィジケラもスタートできず、フォーメーションラップは仕切り直しとなった。 オープニングラップでは多重事故が発生。マッサとロズベルグがリタイヤし、トゥルーリは単独でのアクシデントでリタイヤ。これらのマシンを排除するためにセーフティカーが出された。 このレースではアクシデントが相次いだ。クリエン、ミハエル・シューマッハ、リウッツィがウォールにヒットしリタイヤ。そのたびにセーフティカーが出された。終盤には「ミスター完走」ことMF1のモンテイロ、マクラーレンのモントーヤも最終コーナーでストップ。リタイヤとなった。 PPスタートのバトンはレース再開のたびにポジションを落とし、最後はホームストレートで炎に包まれチェッカーフラッグを受けることはなかった。これにより次戦サンマリノグランプリでの10グリッド降格を免れることになった。 ルノーのアロンソはひとりだけ何事もなかったかのようにトップチェッカーを受けた。ルノーはもう1台のフィジケラも5位でチェッカーを受け、14ポイントを獲得、最大のライバルと目されたマクラーレンはライコネンの2位、8ポイントにとどまりチャンピオンシップのリードを広げた。もう一方のライバル、フェラーリは2003年ブラジルグランプリ以来となるダブルリタイヤを喫し、チャンピオンシップで大きく出遅れることとなった。 トロ・ロッソのスピードは8位でフィニッシュ、自身にとって最初で最後のポイント圏内でのフィニッシュとなったが、黄旗無視でペナルティを受けてポイントを失った。かわりに兄弟チームのクルサードが8位に上がった。最後方ではスーパーアグリの2台がそろって完走、井出のF1完走もこれが唯一である。 結果
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