2021年のJ3リーグ
この項目では、2021年シーズンのJ3リーグについて述べる。 概要J3リーグとして8年目のシーズン。 明治安田生命保険相互会社をタイトルパートナー (冠スポンサー)として、「2021明治安田生命J3リーグ」(英: 2021 MEIJI YASUDA J3 LEAGUE) の名称で行う(4年契約の3年目[1]、通算8年目)。 前年まで活動していた各クラブの原則23歳以下の所属選手で結成した「U-23チーム」(セカンドチーム)であるガンバ大阪U-23・セレッソ大阪U-23が活動を終了しており[注釈 5]、新規参入のテゲバジャーロ宮崎を加えた15クラブでリーグ戦が行われることになっている[2]。 スケジュール2020年12月25日に大会方式および試合方式が発表された[3]。3月13日開幕、12月5日閉幕の全30節・合計210試合で行われる。3年ぶりに参加クラブ数が奇数となるため、毎節1クラブは試合がない。また、東京オリンピック期間を挟む7月10日・11日開催の第15節から8月28日・29日開催の第16節までの7週間は試合が行われない[4]。 2021年シーズンのJ3クラブ2021年シーズンのJ3のクラブ数は15[2]。入会はテゲバジャーロ宮崎(前年JFL2位)の1チームである一方、ガンバ大阪U-23・セレッソ大阪U-23の2チームが活動を終了し、J2からの降格が無かったため、チーム数としては2020年シーズンから3減となっている。
監督交代特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めている。
キットサプライヤー・スポンサー
リーグ概要前年から3チーム減となったリーグはシーズンを通じて大きく抜け出すチームがなく、東京オリンピックに伴うリーグ中断時の第15節終了時点では首位から勝ち点差2の中に富山・福島・岐阜・熊本・宮崎の5チームがひしめき、これを岩手・長野・八戸・鹿児島が追う展開となる[35]。後半戦に入り、上位争いに食い込めない長野・八戸・鹿児島が優勝争いから脱落し、後半戦7試合で2勝2分け3敗で勝ち点を伸ばせなかった岐阜も一歩後退。また、一時は首位に立つものの第19節から5戦勝ち無し(2分3敗)となった福島も順位を下げる一方で、第16節から7連勝を飾った熊本が第20節で首位に浮上し、これを第17節から6勝1分けとした宮崎が追い、さらには前半戦首位の富山と、第20節から無敗を続けて急浮上した岩手が絡む展開となる。第29節は2位宮崎と首位熊本、3位岩手と4位富山がそれぞれ直接対決するという日程となり、宮崎と岩手が勝利した結果、J2ライセンスを持たず最終節に試合のない宮崎が首位に浮上、岩手が首位と勝ち点差1の2位に食い込み、3位に後退しながらも首位と勝ち点差2の熊本と共に自力でのJ2昇格の可能性を残した(富山はJ2昇格の可能性が消滅)状態で最終節を迎えることとなった[36]。 迎えた最終節、岩手はアウェイで沼津と、熊本はホームで岐阜とそれぞれ対戦し、前半はいずれの試合も無得点で終える。後半に入り、岩手は60分にDF牟田雄祐のゴールで先制するも、66分に沼津のFW高橋潤哉にゴールを決められ同点に追いつかれる。一方、熊本は65分に坂本亘基のミドルシュートが決まって先制すると、82分にはFW髙橋利樹が追加点を挙げ、2-0とする。両会場とも試合はそのまま終了し、熊本が逆転でJ3リーグ優勝を決め、岩手は宮崎と勝ち点で並ぶも得失点差で上回り2位をキープ、両チームのJ2昇格が決まった[37]。 結果順位表
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選 (C) 優勝; (P) 昇格; (X) 2022年シーズンのJ1・J2ライセンス無し(2位以内でもJ2昇格不可). 順位推移表1節-15節16節-30節戦績表表彰得点ランキング 移籍によりリーグを離れている選手(所属は移籍前のクラブ)
ハットトリック
月間MVP
月間ベストゴール
月間優秀監督賞
観客動員
出典: J.LEAGUE Data Site 脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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