2024年パリオリンピックのバレーボール競技・女子予選
2024年パリオリンピックのバレーボール競技・女子予選(2024ねんパリオリンピックのバレーボールきょうぎ・じょしよせん)は、2024年パリオリンピックのバレーボール競技の女子予選である。3か国で開催され、そのうち、日本で開催される予選大会は、ワールドカップバレー2023としても開催された。 開催国選出2022年10月16日、国際バレーボール連盟(FIVB)は、予選を開催する3か国のうちの1つが日本になったと発表した。日本で開催される予選大会は、日本で長年開催されてきたワールドカップバレーの2023年大会(ワールドカップバレー2023)としても開催されることとなった(男子も同様)[1][2]。 2023年3月8日、FIVBは、予選を開催する3か国のうちの残り2つが中国とポーランドになったと発表した(中国は男子予選大会も開催)[3]。 大会方式原則として、オリンピック開催国・フランスを除くナショナルチームのFIVB世界ランキング上位24チーム(2022年9月12日時点)が出場する。出場24チームが3プールに8チームずつ振り分けられ、各プールで1回戦総当たりを行い、それぞれ上位2チームの計6チームにパリオリンピック出場権が与えられる[1][2]。 出場チームオリンピック開催国のフランスを除く2022年9月12日時点のFIVB世界ランキング上位24チームが出場チームとなる[1][4]。ただし、ロシアはウクライナ侵攻によりオリンピック出場権を剥奪されているため、予選も出場対象外となる[5]。
組分け最初に、シード順として24チームをポジション1-8の8グループに3チームずつ分ける。ポジション1には開催国の3チームが入り、ポジション2-8には、順に、FIVB世界ランキングの上位から3チームずつ入る。 ポジション1の3チームは、自動的にFIVB世界ランキングの上位から順にプールA、B、Cに入り、ポジション2-8の21チームは、抽選会で各ポジションごとに1チームずつ3プールに振り分けられる[1][4]。 シード2022年9月12日時点のFIVB世界ランキングより、ポジション分けは以下の通りとなった[1]。また、同ランキングにより、プールAに中国、プールBに日本、プールCにポーランドが入ることが確定した。
組分け抽選2023年3月17日に抽選会が開催され、組分けは以下の通りになった[6][7]。
開催国の試合開始時刻試合開始時刻については開催国に限りほぼ固定され、以下のようになった。 開催国以外は当然の如く時間がばらばらだったが、プールCに入った イタリア は、殆どの試合が夜間となった。 プールA
※セット率、得点率はWikimediaシステムの都合上四捨五入されており、公式発表と異なることがある。公式発表は小数点以下4桁目を切り捨てている。
試合日程は以下の通りである。試合開始時刻は中国時間(UTC+8)
プールB→詳細は「2023年ワールドカップバレーボール § 女子大会」を参照
※セット率、得点率はWikimediaシステムの都合上四捨五入されており、公式発表と異なることがある。公式発表は小数点以下4桁目を切り捨てている。
試合日程は以下の通りである[8]。試合開始時刻は日本時間(UTC+9)
プールC
※セット率、得点率はWikimediaシステムの都合上四捨五入されており、公式発表と異なることがある。公式発表は小数点以下4桁目を切り捨てている。
試合日程は以下の通りである。試合開始時刻は中央ヨーロッパ夏時間(UTC+2)
予選結果が与えた影響今回の結果、以下の7か国・地域が2024年パリオリンピックの女子バレーボール競技出場を決めた。
AVC(アジアバレーボール連盟)及びCAVB(アフリカバレーボール連盟)は、今大会で出場権を獲得できなかったため、2024年FIVB女子バレーボールネーションズリーグ予選ラウンドの結果を踏まえ反映されるFIVBランキングの域内最上位国・地域に優先的に出場権が与えられる。 そして以上9か国・地域及びその他FIVBが排斥した国・地域を除いた中から上位の3か国・地域に最後の3枚の切符が与えられることになる。 関連項目脚注
外部リンク |