DODONPACHI MAXIMUM
『DODONPACHI MAXIMUM』(ドドンパチ マキシマム)は、ケイブ開発のスマートフォン用ゲームアプリ。 2012年3月7日にWindows Phone 7専用アプリとして配信され、その後10月26日にiPhone/iPad版も配信開始となった。 概要本作はスマートフォンのタッチパネルだけで操作するシステムの弾幕系シューティングである。 ステージは過去のケイブの業務用ゲームで登場したもののアレンジとなっており、元になったステージの敵キャラクター配置やステージ進行が再現されている。敵キャラクターのグラフィックはドット絵調にデフォルメされて描かれている。背景はワイヤーフレーム風の描画となっているが、これは一枚絵や多量のポリゴンの使用がハード性能的に厳しかったために採られた演出である[1]。 ゲームシステムタッチパネルで指をスライドさせた方向に自機が移動する(画面のどこをタッチしてもよい)。自機の移動速度は全タイプで同じである。 自機は常に自動でショットとレーザーを同時発射しており、他のシリーズのようなショット/レーザーの撃ち分けは基本的にない。 敵にショットを当てると画面下のゲージが溜まっていき、満タンになった状態で画面を指2本でタッチすると「レーザーボム」が発射される(指一本のダブルタップで発射するよう設定変更も可能)。ボム発射中は自機が無敵となって画面下に移動し、画面全体の敵に大ダメージを与える。「オートボム」機能ONの場合は、ボムが打てる状態で敵や敵弾に当たった場合にも自動でボムが発射されるが、持続時間は手動で任意発射したものよりも短い。 プレイヤーの残機は3でスタート。ステージをクリアするとクリア時の残機数にかかわらず、次のステージはまた残機3で始まる。 スコアボーナス要素としては以下の2つがある。
対応機種
バージョン履歴カッコ内はiPhone/iPad版。以下、当項目内のバージョン表記はWP版を用いる。
ストーリー日本の兵器開発企業「EVAC Industry」の「Dr.イングラム」が、自社製品の破壊力や洗練された攻撃を体験させるために作成した「M.B.S.(MAXIMUM BULLET SIMULATOR)」にプレイヤーを乗り込ませ、「弾幕体験」を与える。 なお「EVAC Industry」は『ケツイ〜絆地獄たち〜』で敵として登場した会社であるが、本作とのストーリー的なかかわりは不明である。 イージーモードストーリーどんなミッションも1分で遂行するハッカー「ワンミニット・レイ」がEVAC Industryに侵入し、M.B.S.をたやすくクリアできるような内容に書き換えてしまった。この事実が知れ渡れば、Dr.イングラムの評判はガタ落ちになってしまうが… ステージステージは5つ。ステージ1以外は難易度の分岐が発生するため、全部で1-A~5-Eまでの15種類となっている。最初は1-Aしか選択してプレイすることができないが、到達したステージは次回以降のプレイで任意に選んで始めることができる。 ステージクリア時に、以下の3つの条件のうち2つ以上を満たしていると次のステージはより難易度の高いものが出現する。
たとえば、1-Aクリア後に条件を満たしていれば2-Bが登場し、そうでなければ2-Aに進む。 ステージ構成 5-A 4-A < 3-A < 5-B 2-A < 4-B < 1-A < 3-B < 5-C 2-B < 4-C < 3-C < 5-D 4-D < 5-E ステージ1「2008 TOKYO」『怒首領蜂 大復活』ステージ1がモチーフ。
ステージ2「BATTLE CITY」『怒首領蜂大往生』ステージ2がモチーフ。
ステージ3「DEFENSIVE LINE」『ケツイ〜絆地獄たち〜』ステージ4がモチーフ。
ステージ4「FORTRESS」『怒首領蜂大往生』ステージ4がモチーフ。
ステージ5「THE DIVIDING ROAD TO FATE」『怒首領蜂 大復活』ステージ5がモチーフ。
イージーモードver.2.00より追加。ノーマルモードよりも易しくなった1-A~4-Aおよび、新規専用ステージの5-Aをプレイすることができる。 条件を満たすと5-Aが高難易度になった「SP ROUND」を遊べるようになるため、ステージ数は全部で6つ。 イージーモードステージ5「1 MR HACKING PROGRAM」『ケツイ〜絆地獄たち〜』に加え『エスプガルーダ2』をモチーフとしている。
自機
サウンドBGMは全曲WASi303が担当。BGMもステージと同様、過去の作品のものをアレンジして製作されている。 『怒首領蜂最大往生』とのカップリングでサウンドトラックCDが発売された[5]ほか、ver.2.00以降での追加曲についてはウェブサイト「ファミ通App」上で期間限定で無料で配信された[6]。 脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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