FCふじざくら山梨
FCふじざくら山梨(エフシー ふじざくら やまなし 英語: FC FUJIZAKURA YAMANASHI)は、 山梨県南都留郡鳴沢村に本拠地を置く、日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカーチームである。ホームスタジアム「富士山の銘水スタジアム」は山梨県富士北麓公園内に置く。 概要2018年11月に山梨県初の社会人女子サッカーチームとして発足。クラブ名を「FCふじざくら」とし、2019年に山梨県女子サッカーリーグ2部に参入した。クラブ名は、山梨県の県花であるふじざくらが由来である。ホームスタジアムは、鳴沢村に在る富士緑の休暇村内の人工芝グラウンド「FUJI VILLAGE」としているが、2022年6月以降公式戦開催は無く、代わって近隣の富士吉田市に在る山梨県富士北麓公園陸上競技場(富士山の銘水スタジアム)を主に利用している。2025年の日本女子サッカーリーグ1部入り、2026年のWEリーグ入りを目指し活動を行っている[1][2]。 選手は、親会社である富士観光開発の社員として雇用されており、引退後も含め安定した生活環境を提供するとしている[1]。 沿革2019年-2021年(山梨県女子リーグ)初代監督として、大宮アルディージャや湘南ベルマーレなどで監督を務めた菅野将晃を招聘した。 2019年は山梨県女子サッカーリーグ2部リーグからスタート、10戦全勝の成績で優勝を果たした。また、チャレンジリーグへの飛び級制度を利用しチャレンジリーグ入替戦にも参加、予選Aグループを首位で通過し入替戦に進出するも新潟医療福祉大学女子サッカー部に2戦2敗となり、翌年は山梨県女子サッカーリーグ1部に回ることになった。 2020年の山梨県女子サッカーリーグ1部では山梨学院大学レッドサンダーズに次ぐ2位となり、また新型コロナウイルス感染症の流行によりなでしこリーグとの入替戦が実施されなかったため、県1部残留となった。 2021年1月、甲府市で活動していた「武田消毒ジェイドFC」と峡東地域(笛吹市(旧:東八代郡一宮町)山梨市、甲州市)で活動していた「ESPERANZA」をFCふじざくらアカデミーとして吸収、アカデミー部門の名称を「FCふじざくらJE女子アカデミークラブ」へ改称(3月のクラブ名変更に伴い、「FCふじざくら山梨JEアカデミー」へ改称)し、既に存在していたU-15に加えて、一般の部(FCふじざくら山梨JE)及び武田消毒ジェイドFCから移管する形でU-12とU-18を新設した[3]。3月には、「『山梨県で一番の女子サッカークラブであること』、『山梨県を背負って、県外に出ていくことでの山梨ブランドを高める存在』、『山梨県を代表するスポーツクラブであること』を意味する」ため、クラブ名に「山梨」の名を冠した「FCふじざくら山梨」へ改称[4]、2021シーズンのクラブスローガンとして、「ふさわしさを体現できるチーム」を掲げた。また、この年よりチーム体制を見直し、4人キャプテン制を導入した(初年度は、松岡、工藤、田中、辻野の4名)[5]。 2021年の山梨県女子サッカーリーグ1部で優勝。なでしこ2部リーグとの入替戦では予選リーグで敗退したが、2022年1月22日に行われた第28回関東女子サッカーリーグ入替トーナメント大会において、1FC川越水上公園メニーナに7-0で勝利し、関東女子サッカーリーグ2部への昇格を決めた[6][7]。また、この年初めて皇后杯本選に参戦を果たし、1回戦でPK合戦に持ち込んだものの敗退した。 2022年(関東女子リーグ)3月に菅野監督がWEリーグ・ノジマステラ神奈川相模原の監督に就任したため退団[8]、コーチの田口友久が監督代行として就任した[9]。 2022年シーズンは関東女子リーグ2部で優勝し、なでしこリーグ2部入替戦にも参加。予選を1位で通過すると入替戦でも3戦2勝1敗の2位に入り、2023年シーズンからのなでしこリーグ2部入りが決定した[10]。皇后杯本選に前年に続き参戦し、2回戦進出を果たした。 2023年(なでしこリーグ2部)全国リーグ参入元年となった2023年シーズンはなでしこ2部で7位に入り、残留を果たした。しかし皇后杯は関東予選初戦で敗退を喫した。 年度別成績・歴代監督リーグ戦
入替戦
所属選手・スタッフスタッフ
選手
背番号変遷1-10
11-20
21-31
ユニフォーム
クラブカラー
ユニフォームスポンサー
ユニフォームサプライヤー歴代ユニフォームスポンサー年表
下部組織以下のアカデミークラスの運営を行っている[16]。
FCふじざくら山梨JE年度別成績山梨県サッカー協会の女子各種大会情報 より。全試合掲載されていないため、把握できる成績のみ記載する。
スタッフ
脚注
関連項目外部リンク
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