ROSSO
ROSSO(ロッソ)は2001年に結成され、2006年まで活動した日本のロックバンド。元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケと元BLANKEY JET CITYの照井利幸を中心とした男性4人で構成される。ユニバーサルミュージック所属。 概要メンバーはチバユウスケ、照井利幸、イマイアキノブ、サトウミノルの4人。結成時はチバ、照井、MASATOのスリーピース構成であったが、活動再開を境にメンバーチェンジが行われ、4人構成のバンドとなった。メンバーについての詳細は後述の#メンバーの節を参照のこと。 バンド名のROSSOとはイタリア語で赤という意味で、照井が考案したもの。バンド名通り、アルバムのジャケットやパンフレットなどバンド周辺からは、赤を基調とするデザインとなっているものが多く見受けられる。 結成の切っ掛けは、照井がチバにバンド結成を持ち掛けたことによる。結成が決定したのち、当時チバと親交の深かったASSFORTのドラマーであるMASATOをバンドに誘い出し、活動を開始した。結成当時は、チバがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTに在籍していたため、ROSSOは期間限定のバンドとしての意味合いが強いものであったが、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT解散後はROSSOでの活動を本格化させた。 メンバー
旧メンバー略歴2001年末にチバ、照井、MASATOの3人編成で活動開始。2002年2月には初ライブとレコーディングを行い、4月24日に1stアルバム『BIRD』をリリース。5月から6月にかけてはLOSALIOSらと全国12公演のオールナイトイベントツアー「Weekend Lovers」を行った。8月にはRISING SUN ROCK FESTIVALに出演するも、チバが当時在籍していたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの活動に専念するため、このライブを最後に一旦活動を休止。ちなみにこのライブではクハラカズユキがドラムを担当した。 2003年初夏、照井がソロプロジェクトRAVENでの活動を開始。同年10月、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが解散し、チバがボーカリストとしてRAVENのレコーディングに参加。同年の終わり頃にアルバム『限りなく赤に近い黒』(2004年4月23日発表)が完成。 RAVENのアルバム完成後も、チバと照井はROSSOの新メンバーを捜すため活動を続け、2004年2月に行ったセッションでイマイとサトウに出遭う。そして4人編成となったROSSOは7月からレコーディングを開始。2枚組シングル『1000のタンバリン/アウトサイダー』を11月17日に、2ndアルバム『DIRTY KARAT』を12月8日に発表。その後もシングル『バニラ』のリリース(2005年2月2日)、単独ライヴやフェスティバルの参加など精力的な活動を続けていたが、2006年6月7日に3rdアルバム『Emissions』をリリースし、活動の一時休止を発表した。 後に2015年のインタビューで、チバは「俺はROSSOをやりたかったんだけど、みんないろいろあって(苦笑)……やれなかったんだよね、結局。1ヶ月ぐらい(メンバーと)音信不通になったりとかさ(笑)。」「ただROSSOはみんなこう……違うとこに行ってしまったというか、思いが……だからROSSOも解散はしてないんだよ。」と語っている[2]。 作品シングル
アルバム
ライブアルバム
DVD
タイアップ一覧
脚注注釈出典
外部リンク
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