UCカードUCカード(ユーシーカード)は、ユーシーカード株式会社・UCカードグループ各社・株式会社クレディセゾンが発行するクレジットカードである。 概要→「ユーシーカード」も参照
1969年にユニオンクレジット(1994年にユーシーカードに改称)が設立され、発行を開始。2005年に同社(以下「旧ユーシーカード」)の加盟店・プロセシング事業を分割し、ユーシーカード(以下「現ユーシーカード」)を設立。2006年にクレディセゾンが旧ユーシーカードを吸収合併し、旧ユーシーカードが発行するUCカードを承継[1]。2013年にりそなカードが分割したUCカードをクレディセゾンが承継した[2]。 一方、現ユーシーカードは、2017年にクレジットカード発行を再開し、三井住友トラスト・カードが分割したUCカードを承継[3]、2020年にSOMPOクレジットが分割したUCカードを承継した[4]。 なお、現ユーシーカード・クレディセゾン・キュービタス(2020年にクレディセゾンに吸収合併し消滅[5])・みずほ銀行は、2019年に包括的業務提携の終了に関する合意書を締結したが[6]、クレディセゾンも引き続きフランチャイジーとしてUCカードを発行している。 主なサービスポイントサービスポイントサービスは、永久不滅ポイント及びUCポイントがあり、ショッピングの利用によって付与されるポイントは発行元によって異なる。また、一部の提携カードは、永久不滅ポイント及びUCポイント以外の独自のポイントサービスを採用している。 尚、楽天Edy株式会社のEdyへのチャージは、永久不滅ポイント・UCポイント付与の対象とはならない[7]。しかし、上述の独自ポイントを採用している一部の提携カードの場合はポイント付与の対象になる場合がある。 2010年11月17日、それまで提供していた永久不滅ポイントやUCポイントからJALマイルへ交換することが可能なサービスを予告無しの発表と同時に廃止した。 UCポイントショッピング利用1000円毎に1ポイント貯まる。永久不滅ポイントと異なり有効期限があり、次年度の9月末日までである。 みちのくカード・十八カード・肥銀カード・トマトカード・クレディセゾンが発行するカードは、UCポイントの対象とはならない。 永久不滅ポイント永久不滅ポイントは、クレディセゾンが発行する「セゾンカード」に由来するポイントサービスであり、クレディセゾンが発行するUCカードの会員はセゾンカードで貯めた永久不滅ポイントと合算される。 ショッピング利用1000円毎に1ポイント貯まる。文字通り永久不滅であり、有効期限はない。 ユーシーカード・道銀カード・フィデアカード・ちば興銀カードサービス・北越カード・OKBペイメントプラット・第三カードサービス・きたぎんユーシー・きらやかカード・ふくぎんリース&クレジット・福邦カード・長野カード・しまぎんユーシーカード・もみじカード・トモニカード・労金カードサービス・第一生命カードサービス・朝日生命カードサービス・仙台銀行・播州信用金庫・NTTファイナンスが発行するカードは、永久不滅ポイントの対象とはならない。但し、一部の提携カードは永久不滅ポイントの対象となる場合がある。 アットユーネット会員専用のインターネットサービス。利用明細の照会や利用可能枠の照会、各種会員情報の変更、支払い方法の変更、キャッシングの申し込み等を行うことができる。 セゾン・UC空港ラウンジサービス空港その他の飛行場に設けられたラウンジを利用する事が出来るサービスである。 クレディセゾンが発行する「セゾンカード」と共通のサービスであるが、「UCカード」で利用する事が出来る空港とは一部異なる為、この節では「UCカード」で利用する事が出来る空港ラウンジについて記述する。利用できるのはゴールドカード(ヤングゴールドを含む)の会員である。
プロパーカード主要カード
リボルビング払専用カード
クレディセゾンのみ発行するもの
非接触決済UC PiTaPaカード→「§ PiTaPaカード」を参照
おサイフケータイ→「おサイフケータイ」も参照
UC QUICPay→「QUICPay」も参照
QUICPayを採用したサービスである。利用するには、携帯電話(おサイフケータイ)が必要である。 道銀カード・みちのくカード・フィデアカード・ちば興銀カードサービス・北越カード・OKBペイメントプラット・第三カードサービス・十八カード・肥銀カード・きたぎんユーシー・きらやかカード・ふくぎんリース&クレジット・福邦カード・長野カード・しまぎんユーシーカード・トマトカード・もみじカード・トモニカード・労金カードサービス・第一生命カードサービス・仙台銀行・クレディセゾンが対応している。 UCカードiD→「iD (クレジット決済サービス)」も参照
NTTドコモのiDを採用したサービスである。利用するには、携帯電話(おサイフケータイ)が必要である。クレディセゾン発行のみ対応している。 Google Pay→「Google Pay」も参照
Googleの Google Pay にUCカードを設定する事が出来る。利用するには、日本の Google Pay に対応するAndroidスマートフォンが必要である。2024年5月29日までは、クレディセゾン発行のみ対応だったが、2024年5月30日からユーシーカード株式会社などのUCカードグループ発行でも対応した。QUICPayが使用できる。 Apple Pay→「Apple Pay」も参照
Appleが提供する Apple Pay にUCカードを設定する事が出来る。利用するには、日本の Apple Pay に対応するiPhone又はApple Watch が必要である。2024年5月29日までは、クレディセゾン発行のみ対応だったが、2024年5月30日からユーシーカード株式会社などのUCカードグループ発行でも対応した。QUICPayとVisa又はMastercardのタッチ決済が使用できる。 追加カード
PiTaPaカード→「PiTaPa」も参照
主な提携カード→「提携カード」も参照
UCカードグループ各社及びクレディセゾンが発行する主な提携カードは次の通りである(新規の申込を受け付けているものに限る)。 銀行
鉄道
航空自動車
流通
スポーツ
その他UCカードグループUCカードグループは、ユーシーカードのブラザーズカンパニーである。なお旧ユーシーカードから承継して発行しているクレディセゾンはUCカードグループには、入っていない。UCカードグループは次の通り(2021年4月1日現在[10])。
脚註
外部リンク |