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アボイルズ郡 (ルイジアナ州)

ルイジアナ州アボイルズ郡
アボイルズ郡の位置を示したルイジアナ州の地図
郡のルイジアナ州内の位置
ルイジアナ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1807年3月31日
郡名の由来 アボイル族インディアン
郡庁所在地 マークスビル
最大の都市 マークスビル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

2,242 km2 (866 mi2)
2,156 km2 (832 mi2)
86 km2 (33 mi2), 3.84%
人口
 - (2010年)
 - 密度

42,073人
19人/km2 (50人/mi2)
標準時 中部: UTC-6/-5

アボイルズ郡(アボイルズぐん、: Avoyelles Parish)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州の中央部に位置するである。2010年国勢調査での人口は42,073人であり、2000年の41,481人から1.4%増加した[1]郡庁所在地マークスビル市(人口5,702人[2])であり[3]、同郡で人口最大の町でもある。郡名はアボイル族インディアンに因んで名付けられた。

歴史

アボイルズ郡はフランス語とその音楽や料理の伝統で知られている。この地域に最初に入ったのは紀元前300年頃のインディアンだった。今日のマークスビル市にあるミシシッピ川の古い水路岸には3つの大きな墳墓があり、博物館や国立公園局がその文明を伝えている。川の東岸にいたナチェズ族から出たチュニカ族が200年近く後にアボイル族を征服して同化し、現在は郡内のインディアンの大勢となっている。

1750年頃、スペイン人アフリカ人交易業者がこの地域に入った最初の外国人となった。18世紀後半、カナダケベックフランスノルマンディーなど、スコットランドベルギーイタリアドイツスペインなどのヨーロッパ人が到着し、町や村を設立して今日に続いている。その出身国との結びつきから州南部のアカディア人(ケイジャン)とは一線を画すことになった。後にハイチやフランス領西インド諸島でナポレオンのフランスに仕え、忠実であった黒人が郡内に入ってきた。避難民としての彼らは地域のインディアンやヨーロッパ人に迎え入れられた。これら3つの文化が交じり合い、言語、食事および家族の結びつきに特徴のあるクレオール文化を作り上げた。

今日、言語、食事、および様々な民間の伝統における類似性の故に、アボイルズ郡の文化は便宜上ケイジャン文化の大きな傘の下に置かれている。民間ではアボイルズ郡の人々を「クーナス」と呼ぶこともある。

1906年、V・L・ロイがアボイルズ郡とラファイエット郡双方の教育監督官を務め、コーンクラブ設立に貢献したが、これが後にルイジアナ4Hクラブとなった[4]

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は866平方マイル (2,242.9 km2)であり、このうち陸地832平方マイル (2,154.9 km2)、水域は33平方マイル (85.5 km2)で水域率は3.84%である[5]

主要高規格道路

隣接する郡

国立保護地域

  • グランドコート国立野生生物保護区(部分)
  • オフェリア湖国立野生生物保護区

人口動態

人口
18101,209
18202,24585.7%
18303,48455.2%
18406,61689.9%
18509,32641.0%
186013,16741.2%
187012,926−1.8%
188016,74729.6%
189025,11249.9%
190029,70118.3%
191034,10214.8%
192035,3003.5%
193034,926−1.1%
194039,25612.4%
195038,031−3.1%
196037,606−1.1%
197037,7510.4%
198041,3939.6%
199039,159−5.4%
200041,4815.9%
201042,0731.4%
Avoyelles Parish Census Data[6]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 41,481人
  • 世帯数: 14,736 世帯
  • 家族数: 10,580 家族
  • 人口密度: 19人/km2(50人/mi2
  • 住居数: 16,576軒
  • 住居密度: 8軒/km2(20軒/mi2

人種別人口構成

言語別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 26.8%
  • 18-24歳: 9.2%
  • 25-44歳: 29.0%
  • 45-64歳: 21.3%
  • 65歳以上: 13.7%
  • 年齢の中央値: 35歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 96.4
    • 18歳以上: 93.9

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 36.3%
  • 結婚・同居している夫婦: 51.7%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 15.7%
  • 非家族世帯: 28.2%
  • 単身世帯: 25.0%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.9%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.60人
    • 家族: 3.11人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 23,851米ドル
    • 家族: 29,389米ドル
    • 性別
      • 男性: 27,122米ドル
      • 女性: 18,250米ドル
  • 人口1人あたり収入: 12,146米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 25.9%
    • 対家族数: 21.7%
    • 18歳未満: 32.5%
    • 65歳以上: 25.0%

都市と町

  • ボーデロンビル
  • バンキー
  • センターポイント
  • コットンポート
  • エバーグリーン
  • ヘスマー
  • マンシュラ
  • プローシェビル
  • シメスポート
アボイルズ郡図

教育

アボイルズ郡教育委員会が公立学校を運営している。10の学校があり、生徒数は6,000人以上である[7]

著名な出身者

脚注

  1. ^ Quickfacts.census.gov - Avoyelles Parish - accessed 2011-12-06.
  2. ^ Quickfacts.census.gov - Marksville - accessed 2011-12-06.
  3. ^ Find a County, National Association of Counties, http://www.naco.org/Counties/Pages/FindACounty.aspx 2011年6月7日閲覧。 
  4. ^ Philip Timothy, "Ex-governor [Edwin Washington Edwards tops list of colorful parish politicians"]”. Alexandria Daily Town Talk, March 18, 2007. December 19, 2009閲覧。
  5. ^ Census 2000 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年2月13日閲覧。
  6. ^ United States Census Bureau. “Louisiana Population of Counties by Decennial Census: 1900 to 1990”. 2008年2月2日閲覧。; Report on the Population of the United States at the Eleventh Census, 1890. Washington, D.C.: Government Printing Office, 1895.
  7. ^ http://www.avoyellespsb.com/?PN=AboutUs

外部リンク

座標: 北緯31度04分 西経92度00分 / 北緯31.07度 西経92.00度 / 31.07; -92.00

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