ガンスフ・マラルエレデン
ガンスフ・マラルエレデン(蒙: Гансух Марал-Эрдэнэ、1996年5月25日 - )は、モンゴルのフィギュアスケート選手(女子シングル)[1]。ウランバートル出身[1]。 ISU公認競技会に出場したモンゴル初のフィギュアスケート選手[2]。 略歴1996年、モンゴル・ウランバートル出身。5歳の時に家族で日本に移住。愛知県名古屋市で幼少期を過ごす。 愛知県出身のフィギュアスケート選手である浅田真央、安藤美姫らに憧れ、2008年にフィギュアスケートクラブに入る。長久保裕、成瀬葉里子に師事。 2011年、長久保の提案により、モンゴルスケート連盟に移籍。2011年アジア冬季競技大会(16位)、ISUチャレンジャーシリーズ、2019年冬季ユニバーシアードなどにモンゴル初の出場を果たした。 名古屋国際高等学校卒業後の2015年4月、本郷理華、佐藤未生とともに中京大学スポーツ科学部に入学。 2017年、ISUチャレンジャーシリーズフィンランディア杯に、連盟やコーチの帯同はなく、単独渡航で大会に出場[3]。 2018年、浅田真央が引退後に開催したアイスショー「浅田真央サンクスツアー」のキャストに選出され、全202公演の日本ツアーに出演。憧れの選手と共演を果たした。ショーは2021年5月に横浜アリーナにて千秋楽を迎えた。 2019年、冬季ユニバーシアードに出場し、30位。同年3月、中京大学を卒業。同年4月、中京大学スポーツ科学研究科修士課程に入学。同年4月14日、モンゴル国内初の国際規格アイスアリーナであるSteppe Arenaの着工式にSteppe Arena LLC代表Puntsagiin Tsgaan、ハルトマーギーン・バトトルガモンゴル大統領らとともに出席。 2022年7月、Steppe Arenaにてモンゴル初のフィギュアスケート教室を開催、約50名の子どもが参加。同年8月、IOC委員会メンバーでモンゴルオリンピック委員会会長のBattushig Batboldと面会し、フィギュアスケート競技への支援を求めた[4]。 2023年1月、日本モンゴル国交樹立50周年を記念したモンゴル初のアイスショー「Grassland on Ice」の主演を務め、両国の友好の象徴として、モンゴルで生まれ育ち、日本で越冬するマナヅルから着想を得た物語などを演じた[5]。同年3月、中京大学スポーツ科学研究科修士課程を修了。同年4月より、中京大学スポーツ科学研究科博士課程に在学[1]。 受賞歴
脚注
外部リンク
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