シネブリュコフ美術館(シネブリュコフびじゅつかん)はヘルシンキにある美術館。フィンランド・ナショナル・ギャラリーに属しており、そのコレクションのうち14世紀から19世紀初頭までのヨーロッパの芸術品を擁している。
沿革
美術館の建物は1842年にロシア出身の実業家、ニコライ・シネブリチョフによって彼のビール(シネブリチョフ)の醸造所に隣接して建てられたものである。醸造所は1992年まで稼働していた。ニコライの兄弟が住み、甥のパウルが美術品収集を行い、1921年に収集品をフィンランド政府に寄贈した。1975年にフィンランド政府が、建物を買い上げ修復を行い、1980年に美術館として開館した。
コレクション
14世紀から19世紀初頭までのヨーロッパの芸術品を擁している。
関連事項
外部リンク