『デコトラの鷲』(デコトラのしゅう)は、哀川翔主演・香月秀之監督による日本映画シリーズ。
概要
哀川翔による平成版『トラック野郎』とでも言うべき人気シリーズで、哀川翔が演じる、義理人情に厚いトラック運転手・飛田鷲一郎が毎回美女(マドンナ役の女優)に一目ぼれし、困っているその女性を助けるために奮闘するが、最後は失恋に終わるという期待を裏切らないお決まりのパターン。ブレイク前の吉田羊が、第4作『デコトラの鷲 愛と涙の男鹿半島』のラストシーンに出演している。マドンナに剛力彩芽を迎えた2021年2月19日全国公開の第6作が最新。
キャスト
シリーズ
- 『デコトラの鷲 〜祭ばやし〜』(2003年10月11日公開、製作:オフィスサンヨー、配給:「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ)上映時間85分[1]。
- ゲスト出演:こずえ鈴(マドンナ役)、ルー大柴、石橋蓮司、さとう珠緒(友情出演)、あき竹城、若翔洋、浅香 光代(特別出演)
- 製作:須藤為五郎・ニック安藤・福岡康裕、脚本:香月秀之・佐藤弘幸・土肥清美、撮影:千葉真一、音楽:高瀬ゆい
- 『デコトラの鷲 会津・喜多方・人情街道!』(2004年9月25日公開、製作:オフィスサンヨー、配給:「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ)上映時間107分[2]。
- ゲスト出演:野波麻帆(マドンナ役)、仁科克基、本田博太郎、五十嵐めぐみ、浅香 光代(特別出演)
- 製作:須藤為五郎・福岡康裕、櫻井一葉 監督:香月秀之 脚本:香月秀之・呑繁、撮影:下元哲、音楽:中川孝
- 『デコトラの鷲 恋の花咲く清水港』(2006年2月4日公開、製作:オフィスサンヨー、配給:「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ)上映時間111分[3]。
- ゲスト出演:真中瞳(マドンナ役)、中倉健太郎、嶋尾康史、コロッケ、鈴木ヒロミツ
- 製作:須藤為五郎・福岡康裕、櫻井一葉 監督:香月秀之 脚本:香月秀之・呑繁、撮影:下元哲、音楽:中川孝
- 『デコトラの鷲 愛と涙の男鹿半島』(2007年4月21日公開、製作:オフィスサンヨー、配給:エム・エフボックス)上映時間105分[4]。
- ゲスト出演:井上晴美(マドンナ役)、細山貴嶺、江口ヒロミ、吉田羊、及川奈央、しいなまお、つぶやきシロー
- 製作:須藤為五郎・福岡康裕、櫻井一葉 監督:香月秀之 脚本:佐藤佐吉、撮影:下元哲、音楽:上野大典
- 『デコトラの鷲 其の五 火の国熊本親子特急便』(2008年6月14日公開、製作:オフィスサンヨー、配給:エム・エフボックス)上映時間108分[5]。
- ゲスト出演:水前寺清子(マドンナ役)、仲村みう、コロッケ、長沢純、梅宮辰夫、ますだおかだ、大木凡人、仲村みう、伊藤克信
- 製作:須藤為五郎・米澤義一・福岡康裕・櫻井一葉、監督:香月秀之 脚本:香月秀之、呑繁、撮影:下元哲、音楽:上野大典
- 『新 デコトラのシュウ 鷲』(2021年2月19日公開、製作:オフィスサンヨー、配給:フレッシュハーツ=アルバトロス・フィルム)上映時間106分[6]。
- ゲスト出演:剛力彩芽(マドンナ役)、水野勝(BOYS AND MEN)、新羅慎二、勝俣州和、窪塚俊介、岩佐真悠子、佐々木みゆ、永倉大輔、金子昇、五代高之、渡辺裕之
- 製作:須藤為五郎・福岡康裕・櫻井一葉 監督:香月秀之 脚本:香月秀之、呑繁、撮影:小山田勝治、音楽:MOKU
スタッフ
DVD
- デコトラの鷲 〜祭ばやし〜
- デコトラの鷲 其の弐 〜会津・喜多方・人情街道!〜
- デコトラの鷲 其の参 〜恋の花咲く清水港〜
- デコトラの鷲 其の四 〜愛と涙の男鹿半島〜
- デコトラの鷲 其の五 火の国熊本親子特急便
- 新 デコトラのシュウ 鷲
その他
2009年に大都技研より、この作品をモチーフとしたパチスロが発売されている。
2011年には大都技研より、この作品をモチーフとしたパチンコが発売されている。
またパチスロのテーマ曲は千葉ロッテマリーンズの応援歌にも流用されている。
外部リンク
- ^ デコトラの鷲 祭りばやし - キネマ旬報WEB 2025年1月5日閲覧
- ^ デコトラの鷲 会津・喜多方・人情街道! - キネマ旬報WEB 2025年1月5日閲覧
- ^ デコトラの鷲 恋の花咲く清水港 - キネマ旬報WEB 2025年1月5日閲覧
- ^ デコトラの鷲 其の四 愛と涙の男鹿半島 - キネマ旬報WEB 2025年1月5日閲覧
- ^ デコトラの鷲 其の五 火の国熊本親子特急便 - キネマ旬報WEB 2025年1月5日閲覧
- ^ 新 デコトラのシュウ 鷲 - キネマ旬報WEB 2025年1月5日閲覧