『ドラゴンボールフュージョンズ』(DRAGONBALL FUSIONS)はバンダイナムコエンターテインメントより2016年8月4日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。
キャッチコピーは「集めるだけじゃ、終わらない。融合(フュージョン)するRPG!!」[1]。
『ドラゴンボール』シリーズのニンテンドー3DS向けゲームタイトルとしては4作目であり、ジャンルは育成収集型のRPGとなっている。同シリーズの設定の一つである「フュージョン(融合)」をクローズアップした作品であり、ゲームオリジナルのキャラクターやフュージョン形態が多数登場する[2]。累計販売本数は2016年12月26日時点で19万4375本を記録[3]。
原作におけるフュージョンは2人の人物がほとんど同じ背丈で、気の大きさも同じでないと融合できないが、本作では時空が融合した影響で普通の世界よりもややフュージョンしやすくなっている[4]。またブルマが作った腕輪「メタモリング」を用いて行う「EXフュージョン」によって、様々な組み合わせでフュージョンができる[4][5]。5人でフュージョンする「マキシフュージョン」[6]、すれちがい通信で行う「勝手にフュージョン」[7]も存在する。
後方からの視点になっている。フィールド間の移動は『舞空術』で行う。マップ上の物を調べたり、キャラクターと話をしてストーリーを進める。
バトルはターン制のコマンドバトル。「かくとう」「きだん」「ひっさつわざ」「気をためる」などのコマンドでバトルをする。
ストーリーやサブクエストを進めたり、バトル中に敵をスカウトすることによって仲間を増やせる。スカウトするには『全開アタック』でKOした時に一定確率で成功して仲間になる。スカウトできるキャラクターにはバトル中のLV表示の横に星マークが付いており、ストーリーやサブクエストを進めたり条件が揃うと星マークが付くキャラクターもいる。
3DS本体とドラゴンボールフュージョンズのゲームソフトを持っている人と通信対戦ができる。また必殺技のトレードも可能。
外ですれちがった人のキャラクターと『勝手にフュージョン』をして自分のアバターを強くできる。勝手にフュージョンでは、EXフュージョンで存在しない組み合わせでもフュージョンする事ができる[7]。
ニンテンドー3DSのカメラで撮った2人の写真を「フュージョン」させる『フォトフュージョン』機能。フュージョンした姿と戦闘力が表示される。
全国各地にあるWi-Fiの電波をニンテンドー3DSで感知すると、ジクーカンレーダー専用ステージに特殊な『時空の裂け目』が出現する[8]。裂け目から登場するキャラとバトルすることでレアなキャラを仲間にするチャンスが生まれる。
主人公と親友ピニッジは「最強の戦士が集まる、最強の武道大会を開いてくれ!」と神龍に願った[9]。願いが叶えられた2人がたどり着いた場所は時間も空間も融合した不思議な世界だった。
登場キャラクター(オリジナルキャラクターたちのEXフュージョンおよび勝手にフュージョンを除く)は全てドラゴンボールフュージョンズ公式超ガイドブックで確認できる[10]。
ドラゴンボールシリーズに登場するキャラクターのEXフュージョン(ピニッジ以外のゲームオリジナルキャラクターは除く)[13]は全てドラゴンボールフュージョンズ公式超ガイドブックで確認できる。
インターネットに接続して、ニンテンドーeショップから追加コンテンツや追加キャラクターを無料でダウンロードできる[8]。
原作・監修:バンダイナムコエンターテインメント/漫画:音木ひろしにより、『最強ジャンプ』2016年5月号から2018年5月号まで連載された。漫画版の主人公は地球人の『テッカ』。ナッパとラディッツがフュージョンしたキャラクター『ナッツ』がゲームに先駆けて初登場している。