バービーシリーズ
バービーシリーズ(Barbie Series)は、2001年からカナダのメインフレーム・スタジオ(元:レインメーカー・スタジオ)でアメリカ合衆国のマテル社が販売する着せ替え人形「バービー」を基にして制作されたフルコンピュータアニメーションの長編映画シリーズ(オリジナルビデオ(direct to video)、日本でいうOVA)。 概要キャラクター化されたバービー人形が女優となり、各作品の主人公(王女、女の子、妖精、人魚やポップスターなど)を演じる。アメリカ合衆国では30本を超えるバービーシリーズの長編CGアニメ映画作品が発行されている。オリジナルビデオの形式が発売されることが多い。一部作品はテレビ局やNetflixで放送されている。 日本では2001年のフルCG長編映画デビュー作『バービーのくるみ割り人形』から2004年の『バービーの王女と村娘』までのこの四部作を精選して発売された。21世紀の最新のCGアニメーション技術を応用して童話や世界名作のファンタジー的な世界観を構築している。また、劇中のキャラクターが名曲に合わせてバレエを踊るなど、ミュージカル映画とバレエ映画が特徴のファンタスティックな映像作品である。2005年の『バービーとペガサスの魔法』から2006年の『バービーと人魚の国マーメディア』までの三部作は、名作の物語ではなく、妖精や魔法をめぐるアドベンチャー要素の強いオリジナルストーリーが展開される。2012年の『バービー プリンセス&ポップスター』は、オリジナルストーリーで現代版のファンタジーな世界観の物語を展開しており、ファッションの要素を組み合わせた。2015年に『バービーのフェアリー・プリンセス』・『バービーと伝説の馬』・『バービーと魔法のバレエシューズ』・『バービーのマーメード・プリンセス』の四部作を厳選してカートゥーン ネットワークで放送されており、坂本真綾が再び主人公の日本語吹替を担当した。 日本語吹き替え版ではVHSとDVDがユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンやジェネオン・ユニバーサルから発売された。『バービーのラプンツェル 魔法の絵ふでの物語』・『バービーの白鳥の湖』・『バービーの王女と村娘』・『バービー プリンセス&ポップスター』のDVDが発売されている。『バービーのくるみ割り人形』はVHSのみ発売され、DVD化されなかった。その他の作品、VHSとDVDを発売せず、カートゥーン ネットワーク[1][2][3]やNetflixで放映されている。 柚木涼香、坂本真綾や小清水亜美が各シリーズの主人公の日本語吹き替えを担当する。 また、テレビアニメの『バービー ドリームトピア』では、CGアニメーションではなく、手描きスタイルの2Dアニメーションになった。 シリーズ一覧※下記は日本で制作された日本語吹替版のシリーズ作品。順位は日本語吹替版の公開日を基準とする。 映画シリーズ
TVシリーズ
脚注
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