ブライアン・ミッチェル (野球)

ブライアン・ミッチェル
*Bryan Mitchell*
	ニューヨーク・ヤンキース時代; (2015年8月8日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ノースカロライナ州ロッキンガム郡リーズビル
生年月日	1991年4月19日（33歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	投手
プロ入り	2009年 MLBドラフト16巡目
初出場	2014年8月10日クリーブランド・インディアンス戦
年俸	$550,625 (2017年)
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ロッキンガム・カウンティ高等学校（英語版）; ニューヨーク・ヤンキース (2014 - 2017); サンディエゴ・パドレス (2018); マイアミ・マーリンズ (2021);
	この表について

ブライアン・ベッドフォード・ミッチェル（Bryan Bedford Mitchell, 1991年 4月19日 - ）は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ロッキンガム郡リーズビル出身のプロ野球選手（投手）。右投左打。現在は、フリーエージェント (FA) 。

経歴

プロ入りとヤンキース時代

2009年のMLBドラフト16巡目（全体495位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、8月17日に契約。

2010年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースとA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレー。ルーキー級ガルフ・コーストリーグでは10試合（先発9試合）に登板して2勝1敗、防御率3.67、36奪三振を記録した。

2011年はA-級スタテンアイランドでプレーし、14試合に登板して1勝3敗、防御率4.09、59奪三振を記録した。

2012年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、27試合（先発26試合）に登板して9勝11敗、防御率4.58、121奪三振を記録した。

2013年はA+級タンパ・ヤンキースとAA級トレントン・サンダーでプレー。A+級タンパでは24試合（先発23試合）に登板して4勝11敗、防御率5.12、104奪三振を記録した。オフの11月20日にヤンキースとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした^[2]。

2014年3月13日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ異動した。開幕後の4月20日にメジャーへ昇格した^[3]が、登板のないまま21日にAA級トレントンへ降格した。7月13日にメジャーへ再昇格した^[4]が、前回と同じく登板のないまま14日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格した。8月8日に三度目の昇格をすると、10日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビューを果たし、2回を無失点に抑えた。しかし、翌11日に再びAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格。登録枠が拡大された9月2日に再昇格した^[5]。この年メジャーでは3試合（先発1試合）に登板して0勝1敗、防御率2.45、7奪三振を記録した^[6]。

2015年は登板機会を大幅に増やし、最終的には2試合の先発登板含む20試合に投げた。しかし、0勝2敗、防御率6.37と結果を残せずにシーズンを終えた^[6]。

2016年は9月にメジャー昇格し、先発投手として5試合に登板して防御率3.24と好投^[6]。シーズン初登板となった9月7日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャー初勝利を記録した。

2017年4月30日のボルチモア・オリオールズ戦、9回表に登板した後、10回表は一塁手の守備に就き（投手はアロルディス・チャップマン）、11回表に再度登板した。MLBでこのような形で登板したのは1989年6月6日のミルウォーキー・ブルワーズのチャック・クリム（英語版）以来28年ぶり^[7]。

パドレス時代

2017年12月12日にジャバリ・ブラッシュとのトレードで、チェイス・ヘッドリーと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した^[8]。

2019年3月29日にDFAとなり、4月1日にマイナー契約で傘下のAAA級エル・パソ・チワワズへ配属された。9月30日にFAとなった^[6]。

ホワイトソックス傘下時代

2020年1月17日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった^[6]。8月25日にFAとなった^[9]。

フィリーズ傘下時代

2021年1月20日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、5月3日に傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスに配属された。7月22日にDFAとなった。

マーリンズ時代

7月29日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプに配属された。8月19日に3年ぶりにメジャーに昇格したが、25日にDFAとなり、その2日後に再び傘下のAAA級ジャクソンビルに配属された。レギュラーシーズン終了後の10月13日にFAとなった。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2014	NYY	3	1	0	1	0	0	.000	44	11.0	10	0	3	0	2	7	0	3	3	2.45	1.18
2015		20	2	0	2	1	1	.000	143	29.2	37	4	16	1	2	29	6	24	21	6.37	1.79
2016		5	5	1	2	0	0	.333	107	25.0	26	1	12	0	0	11	0	13	9	3.24	1.52
2017		20	1	1	1	0	0	.500	153	32.2	42	2	14	1	1	17	2	24	21	5.79	1.68
2018	SD	16	11	2	4	0	0	.333	337	73.0	85	12	43	1	2	38	1	45	44	5.42	1.75
2021	MIA	2	0	0	0	0	0	----	18	4.0	5	0	2	1	0	4	0	2	2	4.50	1.75
MLB：6年		66	20	4	10	1	1	.286	802	175.1	205	19	89	4	7	106	9	111	100	5.13	1.68

2021年度シーズン終了時

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	安打	塁打	犠打	三振	打率	出塁率	長打率	O P S
2015	NYY	3	1	1	0	0	0	1	.000	.000	.000	.000
2017	NYY	4	0	0	0	0	0	0	----	----	----	----
2018	SD	14	19	18	2	2	1	10	.111	.111	.111	.222
2021	MIA	2	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
MLB：4年		23	20	19	2	2	1	11	.105	.105	.105	.210

2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）						一塁（1B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2014	NYY	3	0	2	0	0	1.000	-
2015		20	1	3	0	0	1.000	-
2016		5	0	1	0	0	1.000	-
2017		20	1	5	3	0	.667	1	1	0	1	0	.500
2018	SD	16	6	7	1	0	.929	-
MLB		64	8	18	4	0	.867	1	1	0	1	0	.500

2019年度シーズン終了時

背番号

65（2014年 - 2015年途中）
55（2015年途中 - 2017年7月31日）
66（2017年8月8日 - 同年終了）
50（2018年）

脚注

^ “Bryan Mitchell Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年12月13日閲覧。
^ Bryan Hoch (2013年11月20日). “Yanks make deal with Padres, add six to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。
^ Bryan Hoch (2014年4月20日). “Yankees juggle pitching staff” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。
^ David Wilson (July 13, 2014). “Yankees option Almonte for pitching depth”. MLB.com. July 14, 2014閲覧。^{[リンク切れ]}
^ Jamal Collier (September 3, 2014). “Yankees make flurry of moves, recall four”. MLB.com. December 13, 2014閲覧。^{[リンク切れ]}
^ ^a ^b ^c ^d ^e Baseball-Reference参照。2020年3月7日閲覧。
^ Bryan Hoch (2017年4月30日). “Yanks' Mitchell pitches, plays first, pitches” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。
^ Bryan Hoch (2017年12月12日). “Yanks trade Headley, Mitchell to Padres” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。
^ “White Sox Release Bryan Mitchell, Adalberto Mejia” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月25日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Bryan Mitchell stats MiLB.com （英語）

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[1] “Bryan Mitchell Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年12月13日閲覧。

[2] Bryan Hoch (2013年11月20日). “Yanks make deal with Padres, add six to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。

[3] Bryan Hoch (2014年4月20日). “Yankees juggle pitching staff” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。

[4] David Wilson (July 13, 2014). “Yankees option Almonte for pitching depth”. MLB.com. July 14, 2014閲覧。^{[リンク切れ]}

[5] Jamal Collier (September 3, 2014). “Yankees make flurry of moves, recall four”. MLB.com. December 13, 2014閲覧。^{[リンク切れ]}

[br-6] Baseball-Reference参照。2020年3月7日閲覧。

[7] Bryan Hoch (2017年4月30日). “Yanks' Mitchell pitches, plays first, pitches” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。

[8] Bryan Hoch (2017年12月12日). “Yanks trade Headley, Mitchell to Padres” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。

[9] “White Sox Release Bryan Mitchell, Adalberto Mejia” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月25日閲覧。

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