ルーカス・ニール
ルーカス・エドワード・ニール(Lucas Edward Neill, 1978年3月9日 - )は、オーストラリア・シドニー出身の元同国代表のサッカー選手。ポジションはDF(両SB、CB、元々はSHであった)。 経歴クラブ1994年から1995年までオーストラリア国立スポーツ研究所にサッカーの奨学金で所属していた。 1995年11月、イングランドのミルウォールFCでプロキャリアをスタートさせた。2月17日のルートン・タウンFC戦でデビューを果たし、その後6年間所属し、174試合で13得点を記録した。ニールはミルウォールに最も長く在籍したプレーヤーであったが移籍を希望し、2001年9月、ブラックバーン・ローヴァーズFCに移籍した。開幕戦のサンダーランドAFC戦でデビューを果たし、ボルトン・ワンダラーズFC戦で初ゴールを決めた。その後右サイドバックとしてレギュラーを獲得した。2006年8月4日、ブラックバーンはニールとの契約を更新しないことを発表した。 2007年1月、ウェストハム・ユナイテッドFCと契約をした。2007年2月、ワトフォードFC戦でデビューを果たす。2009年9月17日、エヴァートンFCに1年契約で移籍した。2010年1月13日、ガラタサライに1年半契約で移籍した。わずか4カ月でエヴァートン退団となった。契約終了後、2011年8月19日、アル・ジャジーラ・クラブへと移籍した。 2013年8月18日、大宮アルディージャに加入[1] したが、同年末をもって退団した。 2014年2月24日、ワトフォードFCに加入[2]、しかし出場機会に恵まれず、3月27日にドンカスター・ローヴァーズFCにレンタル移籍した[3]。 代表1996年10月、オーストラリア代表としてサウジアラビア代表戦でデビューを果たした。ハリー・キューウェルに次ぐ2番目に若い18歳と7ヶ月でのデビューとなった。2000年にはU-23代表としてシドニーオリンピックメンバーにも選ばれた。 2005年11月16日、2006 FIFAワールドカップ・予選の大陸間プレーオフウルグアイ代表戦では勝利に貢献しこの試合のマンオブザマッチに選ばれた。2006 FIFAワールドカップでは4試合すべてに出場した。ベスト16のイタリア代表戦ではロスタイムにファビオ・グロッソをペナルティーエリアで倒してしまいPKを与えてしまいチームは敗退した。 2006年10月から代表の第50代キャプテンを務めている。2013年6月11日の2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選、ヨルダン戦で、代表通算90試合目の出場にして代表初得点を挙げた。しかし代表での活躍とは裏腹に2012年にアル・ジャジーラを退団してからは、所属クラブをコロコロと変える影響をアンジェ・ポステコグルー監督から危惧され、ついにはキャプテンの座をはく奪と同時に2014 FIFAワールドカップの予備登録メンバーからも落選する結果となった。 個人成績
代表歴出場大会試合数
私生活長年の恋人であるリンゼイ・モリスとの間に男女の双子の子供がいる。 脚注
関連項目外部リンク
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