中川 正浩(なかがわ まさひろ、Masa Nakagawa、1962年6月19日 - )は、日本のジャズギタリスト。福岡県北九州市出身。
バイオグラフィー
1962年北九州市生まれ/在住。中学生の頃ジャズギターを始め、高校2年の時、小倉のジャズ喫茶「アベベ」にて飛び入りで演奏し音楽家としてのキャリアをスタートする。
大学在学中は福岡市内のライブハウスで活動。卒業後渡米し、バリー・ハリス主宰の伝説のジャズ・ワークショップ「ジャズ・カルチャル・シアター」で数々のセッションを通じ研鑽を積む。
帰国後、東京に活動の場を移しレギュラー・グループを組み、吉祥寺「SOMETIME」、新宿「J」、「ピットイン」などに出演。4年間の活動をへて九州にもどりその後数度にわたり渡米。
1996年よりニューヨークのビレッジにあるジャズ・クラブ「スモールズ」を拠点に、本格的な音楽家としてブルックリン、フィラデルフィアなどの近郊都市で演奏し多数のプロフェッショナルのジャズミュージシャンと交流しながら、異色の日本人ギタリストとして活動。
そのストレートアヘッドなスタイルからグラント・グリーンの名にちなんで"マサ・グリーン"と呼ばれて親しまれる。ギル・コギンス(p)をはじめバリー・ハリス(p)、タルド・ハマー(p)、ジョージ・コリガン(p)、デズロン・ダグラス(b)、リッチー・グッド(b)、ピーター・バーンスタイン(g)、その他多数のミュージシャンと共演。
1999年に帰国後は福岡市在住で年1回、渡米し現地の第一線で活動している音楽家とレコーディングを重ね、10枚のCDを作成。また、2008年より、レコーディングメンバーを東京を経由せず、直接、福岡に招聘し九州発信の「夢の実現コンサート」も続けている。2019年秋のツアーで第13回目を迎えた。常にたゆまぬ研鑽を続け、孤高のジャズギタリストと呼ばれる。
ディスコグラフィー
活動略歴
外部リンク
参考文献