中川浩一 (外交官)
中川 浩一(なかがわ こういち、1969年8月6日 - )は日本の元外交官、アラビア語の天皇通訳・総理通訳[1]。 2020年8月から三菱総合研究所主席研究員、中東ビジネスコンサルタント。外交官時代に、天皇陛下、総理大臣、外務大臣の政府公式アラビア語通訳官を務める。 来歴1969年8月6日:京都府長岡京市生まれ。京都府立乙訓高等学校、慶応義塾大学商学部卒業。 1994年4月:外務省入省(アラビア語専門職採用)。 1998年7月 - 2001年6月:在イスラエル日本大使館、対パレスチナ日本政府代表事務所勤務。2001年7月 - 2004年6月:外務本省条約局国際協定課。2004年7月 - 2008年6月:外務本省中東アフリカ局中東第2課イラク班長。 2008年7月 - 2011年9月:在米国日本大使館一等書記官(政務班中東担当)。2011年9月 - 2015年2月:在エジプト日本国大使館一等書記官。2015年3月 - 2017年7月:総合外交政策局政策企画室首席事務官。[2] 2017年 - 2019年、大臣官房報道課首席事務官。また外務省アラビア語試験委員を務める。 2019年12月 - 2020年7月:国際協力局地球規模課題総括課地球規模課題分野別交渉官。 2020年:7月、外務省退職。8月から三菱総合研究所主席研究員・チーフコンサルタント。 アラビア語通訳を務めたアラブ諸国の指導者は、イラク(マーリキー首相、ジャアファリ首相、ハッサーニ・ムサンナー県知事)、エジプト(ムバラク大統領)、サウジアラビア(アブドッラー国王、スルタン皇太子)、UAE(ハリーファ大統領)、カタール(ハマド首長)、クウェート(サバーハ首長)、パレスチナ(アラファトPLO議長、アッバース大統領)、イエメン(サーレハ大統領)。 著書
講演・セミナー
寄稿
コラム元首相通訳・中川浩一の世界でビジネスをするための外国語習得術(朝日新聞GLOBE+)
パックン×中川浩一の「これだけは知っておこう世界のニュース」(朝日新聞GLOBE+)
ポストSDGs ビジネスのカタチ(朝日新聞SDGsAction)
出演番組
インタビュー記事* 交論 サウジ・イラン合意の波紋(2023年4月8日、朝日新聞)
対談記事
脚注
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