吉村伸一(よしむら しんいち、1948年[1] - )は、日本の多自然川づくりの専門家。建設コンサルタント。株式会社吉村伸一流域計画室代表取締役。技術士(建設部門:河川、砂防および海岸・海洋)[2]、技術士(環境部門:自然環境保全)[2]、特別上級技術者[流域・都市](土木学会)[2]。
北海道生まれ[2]。1971年、室蘭工業大学土木工学科卒業[2]、横浜市役所勤務[2]。1977年から1994年まで下水道局河川部に勤務[1]。1998年(株)吉村伸一流域計画室を設立し、代表取締役に就く[2]。
主な業績
- 2005年 土木学会デザイン賞 最優秀賞(和泉川/東山の水辺・関ヶ原の水辺)[2][3]
- 2008年 土木学会デザイン賞 優秀賞(嘉瀬川・石井樋地区歴史的水辺整備事業)[2]
- 2011年 土木学会デザイン賞 優秀賞(いたち川の自然復元と景観デザイン-1982年からのプロジェクト-)[2]
- 2018年 土木学会デザイン賞 優秀賞(伊賀川 川の働きを活かした川づくり)[2]
- 2021年 復興デザイン会議第3回復興設計賞(川原川・川原川公園)[2]
- 2022年 土木学会デザイン賞 最優秀賞(川原川・川原川公園)[2]
著書
- 『日本文化の空間学』(東信堂、2008、共著)
- 『多自然型川づくりを超えて』(学芸出版社、2007、共著)
- 『多自然川づくりポイントブック』(日本河川協会、2011、共著)
- 『図説・日本の河川』(朝倉書店、2010、共著)
- 『川の百科事典』(丸善、2009、共著)
- 『川・人・街-川を活かしたまちづくり』(山海堂、2001、共著)
- 『自然環境復元の技術』(朝倉書店、1992、共著)
脚注