嶋遺跡公園(しまいせきこうえん)は、山形県山形市嶋北2丁目3にある公園。園内には1966年(昭和41年)に国の史跡に指定された嶋遺跡がある。
概要
山形市嶋地区にあり、1993年(平成5年)以降行われた嶋土地区画整理事業に伴い整備された[1]。整備される前は水田地帯で、嶋遺跡の遺跡範囲だった[4]。
園内には当初、屋内型幼児遊戯施設の建設が予定されていた。しかし、建設予定地から約1500年前の建物の柱と見られる木材が多数発見されたため、市川昭男市長が市議会2011年(平成23年)12月定例会で施設建設を断念する意向を表明[5]。代わりに、トンネル状の滑り台や螺旋階段などを備えた大型複合遊具と、小型滑り台やブランコなどからなる幼児用遊具からなる「遊具広場」を整備している[6]。
園内構成
- 遺跡広場
- 歴史のであい広場
- であい広場内にある展示あずまやでは、嶋遺跡の写真や、嶋遺跡で出土したもののレプリカを見ることができる。
- みはらしの広場
- 健康の広場
- 古代風景の広場
- 遊具広場
- 祭りの広場
園内には高さ15メートルのモニュメント「いぶき」も存在する。
嶋遺跡
アクセス
周辺
脚注
- ^ a b “史跡 嶋遺跡について”. 山形市役所. 2017年6月11日閲覧。
- ^ “嶋遺跡公園”. 子連れ・子供の遊び場探しならコモリブ. 2017年6月11日閲覧。
- ^ sima_.pdf (PDF) - 山形市
- ^ “嶋遺跡”. 山形市観光協会. 2017年6月11日閲覧。
- ^ 「山形市 公園の遊戯施設建設断念 1500年前の柱多数発見で」『読売新聞』山形版 2011年12月1日
- ^ 「嶋遺跡公園に遊具広場が完成」『読売新聞』山形版 2013年5月1日
- ^ “嶋遺跡公園:やまがたへの旅”. 山形県観光物産協会. 2017年6月11日閲覧。
外部リンク