悪夢のエレベーター『悪夢のエレベーター』(あくむのエレベーター)は、幻冬舎から出版された木下半太の小説。または、これを原作としたテレビドラマ、舞台、映画、漫画。 テレビドラマフジテレビで2007年3月27日に放送された。演出は後に映画『ハンサム★スーツ』で映画監督デビューする英勉(はなぶさ つとむ)。 あらすじエレベーターに閉じこめられた4人の物語である。妻の出産立会いに急ぐ男、刑務所から出所してすぐの元空き巣のヤクザ、他人の過去が見える超能力者、自殺を考える女子高生。 キャストスタッフ舞台2008年版2008年9月12-21日(東京シアタートラム)、9月25-28日(大阪シアター・ドラマシティ)開催。
2018年版『悪夢のエレベーター~新宿2丁目Ver.~』のタイトルで2018年12月4-9日(中野テアトルBONBON)に開催。 キャスト
スタッフ逸話
映画
ストーリー (映画)「消化試合ではない人生を送っている人間はどれだけいるだろう」。 小川はマンションのエレベーターで気を失って倒れていた。気が付くと一緒に乗り合わせていたのはチンピラ風の安井、不気味な雰囲気のゴスロリ少女の香、ジャージ姿の牧原の3人。エレベーターは動かず、非常ボタンは壊れており、携帯電話も皆電池切れや不所持で使えず閉じ込められていた。 小川は妻・麻奈美からの産気付いたとの電話を受け、出産の立ち会いに向かう途中だった。牧原が小川と安井の二人がマンションの住人ではないと怪しむと、香は自分は屋上から飛び降りるために来たと告白。少女に共感した牧原が彼女に触れると「火に包まれた家」が見えるという。香はいじめによる引きこもりでカウンセリングのボランティアの青年が来るようになるが、唯一の味方であった姉が目当てだと分かり、青年が所属する施設に放火したのだという。 牧原は他人に触れると心が読める超能力の持ち主であった。安井は刑務所帰りの空き巣犯で物色をしに、小川はデート帰りに酔った愛人を送ってそれぞれこのマンションに来たことがバレる。 もしこのまま発見されず死んでしまったら、残される奥さんと子供が不憫だと香が言い出し、小川は二人のためにICレコーダーに遺書を録音することになる。出産に立ち会えなかったことと浮気していたことを謝罪したところで何か違和感を感じる…。 キャスト
スタッフ
書誌情報原作小説
漫画
関連項目脚注注釈出典
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