『文豪の食彩』(ぶんごうのしょくさい)は、原作:壬生篤、作画:本庄敬による日本の漫画作品。2014年にはBSジャパンで2度、ドラマ化された。
概要
日本の文豪たちの食事や訪れた店を切り口に、文豪たちの生活や作品を掘り下げる[1]。
『食漫』(日本文芸社)に連載され、連載時のタイトルは「文士のお取り寄せ」であった[1]。これは作中で記者が企画、執筆している記事と同タイトルである。単行本化にあたり「文豪の食彩」に改められている[1]。
BSジャパンのドラマ化第2弾放送にあたって、『週刊漫画ゴラク』12月19日号(日本文芸社、12月5日発売)に新エピソードが掲載された[2]。
登場人物
- 川中
- 毎朝新聞深川支局に本社から異動してきた新聞記者。
- 黒田
- 毎朝新聞深川支局のデスク。川中の先輩であり上司。食には目がなく、半ば苦し紛れに出してきた川中の企画「文士のお取り寄せ」にGoサインを出す。時には川中と連れだって文豪ゆかりの食事処へ行き、記事のネタを提供することもある。
- 採り上げられた文豪
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あらすじ
書誌情報
- 原作:壬生篤・作画:本庄敬『文豪の食彩』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉全1巻、2013年5月18日発売[3]、ISBN 978-4-537-13034-8
- カラー記事「六人の文豪ゆかりの食を訪ねて」、壬生篤による書き下ろしコラム計30ページも収録されている。
- 『文豪の食彩ビジュアルBOOK』 壬生篤 (編纂)、本庄敬(イラスト)、2014年3月、にちぶんMOOK(日本文芸社)、ISBN 978-4537122732
- テレビドラマ化にあたり、漫画に登場する文豪たちと食との関わりとを紹介したムック。
ドラマ版
BSジャパンにて2014年3月30日21時から放映された[1]。平成26年度第69回文化庁芸術祭参加作品[4]。
芥川龍之介、谷崎潤一郎を採り上げた第2弾が同年12月6日21時から放映されている[2]。
- 配役
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- スタッフ
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- 各話
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- 太宰治と酒
- 荷風と美食
- 芥川龍之介と「本所両国」の食
- 谷崎潤一郎と東京
出典・脚注
外部リンク