杉本 康雄(すぎもと やすお、1947年(昭和22年)2月27日 - )は、日本の実業家、銀行家。一般社団法人青森県レクリエーション協会代表理事会長、青森県立美術館館長[2]、みちのく銀行(現:青森みちのく銀行)相談役。
来歴・人物
青森県三沢市生まれ。青森県立八戸高等学校[3]、高崎経済大学経済学部を卒業[4]。
1969年、弘前相互銀行(みちのく銀行→青森みちのく銀行)に入行。常務まで昇進するが、当時の大道寺小三郎会長との間で、新システム移行の件で確執が生じ、取締役支店長に放逐された。その後、みちのくユーシーカード(現・みちのくカード)の社長に転じたが、2005年の不祥事の頻発と業務改善命令の発動に伴い、ほぼ役員全員の辞職という事態になり、役員派遣を要請されたみずほFG側の懇請により、頭取として復帰した[5]。
頭取時代には、不祥事が相次いだ同行の再生と信頼回復に努めてきたが、営業力強化に向けた業務改革などの道筋がついたとして、2013年6月、代表取締役会長に退いた[6]。
2016年6月、代表権を返上。取締役会長兼取締役会議長に就任し、2018年6月に相談役となる[7]。この間、2015年4月に鷹山ひばりの後任として、青森県立美術館館長に就き、現在まで館長を務めている。
略歴
脚注
外部リンク