根津 公子(ねづ きみこ、1950年 - )は、日本の中学校の元家庭科教諭、後の特別支援学校に移動。
日の丸、君が代、慰安婦、ジェンダーフリー教育など思想面で東京都教育委員会と対立し、複数の懲戒処分を受けた人物として知られる。
経歴
神奈川県で出生した[1]。東京都内の短期大学在学中に、ふと本屋で手にして読んだ日本と朝鮮の現代史の本にて衝撃を受け、正しい歴史事実を伝えたいと子どもたちが社会の問題と触れ合う話もできる家庭科の教員を志した[2]。
2009年現在までに10回を超える懲戒処分を受けている[3][4][5]ことで知られる。
2006年に第18回多田謡子反権力人権賞を受賞。
根津は、君が代斉唱を拒否している佐藤美和子や土肥信雄とともに、中東ジャーナリストの土井敏邦が制作したドキュメンタリー映画『私を生きる』に出演した[6]。
処分歴
著書
単書
共編著
- (編・学校に対する君が代斉唱、日の丸掲揚の強制を憂慮する会)『学校に思想・良心の自由を――君が代不起立、運動・歴史・思想』影書房、2016年。ISBN 978-4877144661。
脚注
出典
関連項目
外部リンク
- ^ わたしたちは増田都子さんを応援します