『案山子 KAKASHI』(かかし)は、2001年公開の日本映画。監督は鶴田法男。
概要
伊藤潤二の短編漫画『案山子』『墓標の町』など複数を原作としてインスパイアされたオリジナルホラー[1]。また監督の鶴田法男が愛好するジョン・カーペンター作品など1970年代から1980年代のホラー映画へのオマージュ要素が盛り込まれている[1]。
日本と香港の合作で、シンガポールなどでヒットした。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001ファンタランド国王賞受賞[2]。
あらすじ
行方不明となった兄・剛のアパートを調べていた吉川かおるは、高校時代の同級生・宮守泉が兄に出したラブレターを見つける。かおるは泉の実家がある山間の村に向かうが、泉の両親は泉は入院中だと言って会わせてくれない。その日、かおるは宮守家に泊めてもらうことになるが……。
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本:鶴田法男
- 企画・プロデュース:尾西要一郎
- 原作:伊藤潤二
- 脚本:村上修、玉城悟、三宅隆太
- 撮影:菊池亘
- 音楽:尾形真一郎
- 美術:丸尾知行
- 編集:須永弘志
- 特殊メイク:ピエール須田
- 助監督:加藤文明、落合崇、高橋麻依
- スタントコーディネート:Super Action Megasystem
- MA:福島音響
- 現像:東京現像所
- 企画:相原英雄
脚注
- ^ a b 「伊藤潤二原作の怪奇映像作品の魅力」『宇宙船YEAR BOOK 2001』朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、2001年4月30日、82頁。雑誌コード:01844-04。
- ^ 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、150頁、雑誌コード:01843-05。
外部リンク