横浜油脂工業株式会社(よこはまゆしこうぎょう)は、神奈川県横浜市西区南浅間町に本社を置く日本の化学メーカー。
概要
洗浄剤や自動車用製品・化粧品等を扱う[2]。
【事業所】 本社:神奈川県横浜市西区南浅間町1番地の1
研究室:横浜・大阪・秦野
工場:横浜・大阪・秦野
営業所:札幌・仙台・名古屋・福岡
沿革
1893年(明治26年)魚油の精製販売を開始
1929年(昭和4年) 横浜油脂工業として創立 本多里平が初代社長に就任。主に魚油を扱う企業としてスタートした[3]
1945年(昭和20年)自社ブランド基盤を石けんや洗剤の製造に転換すると共に、資生堂の協力会社として50年間、洗濯石鹸や浴用石鹸など多くの商品を製造[3]
1962年(昭和37年)本社工場に連続脱臭装置が完成。ショートニング等の製造を開始
1966年(昭和41年)自動車分野へ進出。界面活性剤応用技術を駆使し、洗剤・ワックス製品の開発に成功。国産1号となったLinda(リンダ)ブランド製品は、業務用・自家用オーナーのニーズにも対応した
1969年(昭和44年)食品添加物設備が完成。食品工業用化製品分野に進出。独自技術の離型油は、業務用だけでなく家庭での手作りパン・ケーキ用としても高品質評価を得た
1980年(昭和56年)空調メンテナンス分野へ進出
1981年(昭和57年)ビルメンテナンス分野へ進出
1983年(昭和58年)栄養補助食品の健康食品分野へ進出
1984年(昭和59年)精密洗浄分野へ進出。光学・医療用・LSI・シリコンウエハーなど精密機器等の洗浄剤を販売開始
1999年(平成11年)大韓民国に合弁会社 会明セミクリーンを設立
2003年(平成15年)台湾に横浜精密化學股份有限公司を設立
2007年(平成19年)秦野研究工場竣工。コエンザイムQ10製剤の輸出を開始
2009年(平成21年)中国に琳笪国際貿易(上海)有限公司を設立
2010年(平成22年)中国に横滨化学科技(常州)有限公司を設立
2011年(平成23年)天然素材系化粧品事業を展開
2013年(平成25年)中国に横兵油脂科技(天津)有限公司を設立
2019年(令和元年)創立90周年を迎える
脚注
- ^ a b 横浜油脂工業株式会社 第121期決算公告
- ^ “製品案内”. 横浜樹脂工業株式会社. 2019年5月6日閲覧。
- ^ a b “社史”. 横浜樹脂工業株式会社. 2019年5月6日閲覧。
外部リンク