相生町(あいおいちょう)は、静岡市清水区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示は実施済み[4]。
地理
北西で銀座、北で江尻東(国道149号清水橋の下で三丁目と接する)、北東で島崎町、東で旭町、南で万世町、西で巴町と隣接する。
国道149号に沿う、南北に細長い境域を持つ。周辺は、ホテルや銀行が複数設置されている。
歴史
町名の由来
あたりの松林の松である「相生の松」に由来する[5]。「相生の松」は、2本向き合って成長する松の意と思われるが、定かではない[6]。
沿革
- 1893年(明治26年)4月9日 - 江尻町の一部(大字辻)が分立して辻村が発足。相生町は国道149号を挟んで西部が江尻町、東部が辻村となる。
- 1918年(大正7年)8月1日 - 辻村が町制施行して辻町となる。
- 1924年(大正13年)
- 1928年(昭和3年)12月25日 - 静岡電気鉄道の手により江尻新道(現新清水)- 港橋間開業
- 1932年(昭和7年)11月 - 江尻跨線橋起工。
- 1933年(昭和8年)3月29日 - 江尻跨線橋架設に伴い港橋 - 横砂間直通運転開始。清水市内線と改称。江尻新道駅は清水相生町駅と改称。
- 1939年(昭和14年)7月1日 - 辻より相生町が分離し新設。
- 1974年(昭和49年)7月7日 - 七夕豪雨による被災に伴い、清水市内線は運転休止に。
- 1975年(昭和50年)3月22日 - 被災後復旧することなく、市内線は廃止。静岡鉄道バスによる代替輸送が開始(同社のバス事業の分社化により、現在はしずてつジャストラインが運行)
- 1976年(昭和51年)7月1日 - 旭町の一部を編入し住居表示化。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 清水市が静岡市と合併し、改めて静岡市が発足。相生町は「清水相生町」に改称。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 静岡市が政令指定都市に移行。旧町域は清水区となり、清水相生町は「相生町」に改称。
世帯数と人口
2021年(令和3年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
交通
鉄道
- JR東海
- 東海道本線 -駅は設置されていないが、町内の北部を通過する。波止場踏切が、銀座と巴町の境界となっている。
- 静岡鉄道
バス
道路
施設
脚注
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