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第10回日本フットボールリーグ

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第10回日本フットボールリーグ
シーズン 2008
優勝 Honda FC
昇格 栃木SC
カターレ富山
ファジアーノ岡山FC
試合数 306
ゴール数 890 (1試合平均2.91)
得点王 新田純也(25得点)
最大差勝利ホーム試合
Honda 11-1 高崎(後期第17節・11月30日)
最大差勝利アウェー試合
高崎 1-7 横河(前期第1節・6月28日)
最多得点試合
Honda 11-1 高崎(後期第17節・11月30日)
2007
2009

第10回日本フットボールリーグは、2008年3月16日から同年11月30日にかけて行われた日本フットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。優勝はHonda FC(4回目。旧JFLを含むと通算5回目)であった。

参加クラブ

第10回JFLの参加クラブは以下の通りである。このうちファジアーノ岡山、ニューウェーブ北九州、MIOびわこ草津が前シーズンの全国地域リーグ決勝大会からの昇格クラブである。またYKK APとアローズ北陸が合併し、カターレ富山としてJFLに参加することとなった。

※前年度成績=特記なきものは第9回JFL(2007年)の成績である。
呼称 正式名称 監督 主なホームゲーム会場 前年度成績 備考
SAGAWA SHIGA FC SAGAWA SHIGA FC[1]   佐川急便守山運動場陸上競技場 1位 名称変更(佐川急便SC)
カターレ富山 カターレ富山   富山県総合運動公園陸上競技場 4位(A北陸)
6位(YKK AP)
合併(YKK APアローズ北陸
Honda FC 本田技研工業株式会社フットボールクラブ   ホンダ都田サッカー場 5位
横河武蔵野FC 横河武蔵野フットボールクラブ   武蔵野市立武蔵野陸上競技場 7位
栃木SC 栃木サッカークラブ   栃木県グリーンスタジアム 8位
ジェフリザーブズ ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ   市原臨海競技場 9位
流通経済大学 流通経済大学   龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド 10位
ソニー仙台FC ソニー仙台フットボールクラブ   ユアテックスタジアム仙台
七ヶ浜サッカースタジアム
11位
佐川印刷SC 佐川印刷株式会社サッカークラブ   京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 12位
TDK SC TDKサッカー部   仁賀保グリーンフィールド 13位
ガイナーレ鳥取 ガイナーレ鳥取   とりぎんバードスタジアム
東山運動公園陸上競技場
14位
三菱水島FC 三菱自動車水島FC   岡山県笠岡陸上競技場 15位
FC刈谷 フットボールクラブ刈谷   刈谷市総合運動公園多目的グラウンド 16位
FC琉球 FC琉球   沖縄市陸上競技場
沖縄県総合運動公園陸上競技場
17位 Jリーグ準加盟クラブ入会申請を行うも
審査により不認可
アルテ高崎 アルテ高崎   高崎市浜川競技場 18位
ファジアーノ岡山 ファジアーノ岡山フットボールクラブ   桃太郎スタジアム 中国1部1位
地域決勝1位
昇格(自動昇格)
ニューウェーブ北九州 ニューウェーブ北九州   北九州市立本城陸上競技場 九州1部1位
地域決勝2位
昇格(自動昇格)
MIOびわこ草津 MIOびわこ草津   湖南市市民グラウンド陸上競技場 関西1部2位
地域決勝3位
昇格(自動昇格)
名称変更(FC Mi-O びわこ Kusatsu)
色付のチームは2008年シーズン開幕時において、
  •   のチームはJリーグ準加盟クラブ
  •   のクラブはJリーグ準加盟クラブを申請中・または継続審議中のクラブ

レギュレーション

リーグ・試合形式

  • 年間2回戦総当り、1チーム34試合(全306試合)を行い、勝ち点により順位を決定する。全34節を17節ごとに前期・後期に分け、前期の順位によって天皇杯の出場権が与えられる。
  • 試合は前後半90分で行い、決着がつかなければ引き分けとなる。勝利には勝ち点3、引き分けには勝ち点1、敗北には勝ち点0が与えられる。
  • Jリーグ準加盟クラブJリーグ加盟の成績面の条件は年間順位4位以上。その上でJリーグ臨時理事会の承認を得られれば次年度からJ2に参入することができる。
  • JFLの17位・18位は所属する地域リーグに自動降格し、全国地域リーグ決勝大会の1位・2位はJFLに自動昇格する。JFLの16位と全国地域リーグ決勝大会の3位が入れ替え戦を行う。なお、Jリーグに加盟するチームが出た場合、1チームなら16位までが残留、17位が入れ替え戦出場。2チームなら17位までが残留、18位が入れ替え戦出場となり、3チーム昇格の場合は入れ替え戦出場チームはなくなる。また、JFL加盟チームの廃部、合併等も上記降格条件に影響する可能性がある。

天皇杯への出場枠

前期終了時の首位チームに第88回天皇杯の出場権が与えられる。

強化費

各試合において勝利チームに勝利チーム賞7万円を支払う。

年間順位

順位 クラブ名 得点 失点 勝点 備考
1 Honda FC 34 22 8 4 80 33 +47 74 Jリーグ加盟ライン
(準加盟チームのみ)
2 栃木SC[2] 34 18 9 7 65 37 +28 63
3 カターレ富山 34 18 8 8 61 36 +25 62
4 ファジアーノ岡山 34 17 9 8 63 43 +20 60
5 ガイナーレ鳥取 34 17 6 11 57 37 +20 57
6 流通経済大学 34 17 6 11 56 48 +8 57
7 横河武蔵野FC 34 15 9 10 43 34 +9 54
8 FC刈谷 34 13 12 9 47 40 +7 51
9 ソニー仙台FC 34 15 4 15 53 42 +11 49
10 ニューウェーブ北九州 34 13 10 11 49 48 +1 49
11 佐川印刷SC 34 12 13 9 43 42 +1 49
12 SAGAWA SHIGA FC 34 12 11 11 53 47 +6 47
13 TDK SC 34 10 11 13 48 47 +1 41
14 MIOびわこ草津 34 10 8 16 40 62 -22 38
15 ジェフリザーブズ 34 8 6 20 31 53 -22 30
16 FC琉球 34 7 6 21 31 58 -27 27 入れ替え戦ライン
17 アルテ高崎 34 5 5 24 40 107 -67 20 地域リーグ降格ライン
18 三菱水島FC 34 3 7 24 30 76 -46 16

個人記録

得点ランキング

選手名 得点 所属
得点王 新田純也 25 Honda FC
2 鈴木弘大 20
3 小林康剛 19 ファジアーノ岡山
4 喜山康平 18
5 佐藤悠介 16 栃木SC

個人表彰・ベスト11

Pos 名前 所属
最優秀監督 石橋眞和 Honda FC
GK 小針清允 栃木SC
DF 濵野勇気 カターレ富山
石井雅之 Honda FC
安部裕之
MF 朝日大輔 カターレ富山
糸数昌太 Honda FC
鈴木弘大
落合正幸 栃木SC
FW・得点王・MVP 新田純也 Honda FC
FW 小林康剛 ファジアーノ岡山
FW・新人王 喜山康平
敢闘賞 山下聡也 三菱水島FC

ハットトリック

JFL
選手 所属 対戦相手 試合結果 日付 出典
大久保剛志4 ソニー仙台FC 前期 3節 佐川印刷 5 - 1 (H) 3月23日 [3]
武藤雄樹 流通経済大 前期 6節 MIOびわこ滋賀 4 - 3 (H) 4月13日 [4]
石田英之 カターレ富山 三菱水島FC 4 - 0 (A) [5]
デュド・ミヌング FC琉球 前期11節 4 - 1 (H) 5月11日 [6]
タチコ ニューウェーブ北九州 前期13節 流通経済大学 4 - 2 (H) 5月25日 [7]
鈴木弘大 Honda FC 前期14節 MIOびわこ滋賀 4 - 0 (H) 6月1日 [8]
高橋周大 横河武蔵野FC 後期 1節 アルテ高崎 7 - 1 (A) 6月28日 [9]
横山聡 栃木SC 後期 4節 流通経済大学 4 - 3 (H) 7月19日 [10]
平林輝良寛 FC刈谷 後期 6節 FC琉球 4 - 1 (A) 8月3日 [11]
鶴見聡貴 ガイナーレ鳥取 後期 8節 FC琉球 4 - 0 (A) 8月17日 [12]
長谷川満 カターレ富山 後期10節 横河武蔵野FC 4 - 1 (H) 10月5日 [13]
大沢朋也 SAGAWA SHIGA FC 後期13節 アルテ高崎 7 - 4 (H) 11月1日 [14]
松田正俊 栃木SC 後期15節 6 - 1 (H) 11月16日 [15]
新田純也5 Honda FC 後期17節 11 - 1 (H) 11月30日 [16]
鈴木弘大(2) [16]
Note: 5 1試合5得点 4 1試合4得点 (H) – ホーム (A) – アウェイ

入れ替え

JFL→J2

準加盟クラブのJリーグ加盟について12月1日Jリーグ臨時理事会で審議が行われ、2位の栃木SCと3位のカターレ富山、そして、4位のファジアーノ岡山のJリーグ加盟が承認された。

レギュレーション変更

3チームのJリーグ加盟よりチーム数が減少したため、JFLと地域リーグ間の昇降格のレギュレーションが以下のように変更された。

順位 チーム 変更前 変更後
JFL16位 FC琉球 入れ替え戦(vs地域決勝3位) JFL残留
JFL17位 アルテ高崎 地域リーグ自動降格
JFL18位 三菱水島FC
地域決勝1位 FC町田ゼルビア JFL自動昇格 JFL自動昇格
地域決勝2位 V・ファーレン長崎
地域決勝3位 ホンダロック 入れ替え戦(vsJFL16位)

地域リーグ→JFL

レギュレーション変更により、第32回全国地域サッカーリーグ決勝大会1位のFC町田ゼルビア、2位のV・ファーレン長崎、3位のホンダロックがJFLへの自動昇格となった。

海外遠征

リーグ創立10周年を記念して、9月22日から27日にかけてタイバンコクで遠征を行った。海外遠征を行ったのは2004年シーズン以来となる。

参加スタッフ・選手

スタッフ

役職 名前 所属チーム
監督 中口雅史 SAGAWA SHIGA FC
コーチ 石橋眞和 Honda FC
古矢武士 横河武蔵野FC

選手

リーグ参加18チームから各1名参加。

Pos No. 選手名 所属チーム
GK 1 中村元 Honda FC
DF 2 鳥養祐矢 ジェフリザーブズ
3 大杉誠人 SAGAWA SHIGA FC
4 伊藤琢矢 ファジアーノ岡山
5 西村陽毅 アルテ高崎
6 細貝竜太 流通経済大学
MF 7 長山一也 カターレ富山
8 向慎一 栃木SC
9 林俊介 横河武蔵野FC
10 実信憲明 ガイナーレ鳥取
11 山下聡也 三菱水島FC
12 高向隼人 佐川印刷SC
13 日下大資 FC刈谷
14 佐野裕哉 ニューウェーブ北九州
FW 15 村田純平 ソニー仙台FC
16 アラン MIOびわこ草津
17 木下真吾 TDK SC
GK 18 野田恭平 FC琉球

試合結果


2008年9月23日
19:00 (現地時間)
JFL選抜 4 - 0 チュラーFC
(タイ・プレミアリーグ)
林俊介 0分にゴール 0分
佐野裕哉 9分にゴール 9分
向慎一 86分にゴール 86分
89分にゴール 89分 (OG)
公式記録 (PDF)

2008年9月25日
16:20 (現地時間)
JFL選抜 1 - 1 ムアンタンFC
(タイ1部リーグ)
アラン 30分にゴール 30分 公式記録 (PDF) 42分にゴール 42分
ムアンタンスタジアム、タイ・バンコク

脚注

関連項目

外部リンク


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