アストリア-ディトマース・ブールバード駅
アストリア-ディトマース・ブールバード駅(英語: Astoria–Ditmars Boulevard)はクイーンズ区アストリアの31丁目の23番街とディトマース・ブールバードの間に設けられた、ニューヨーク市地下鉄BMTアストリア線の北側の終端駅である。終日N系統が発着し、平日にはW系統も発着する。 歴史
アストリア-ディトマース・ブールバード駅は1917年2月1日にアストリア線の全線開業に合わせてIRTの駅として開業した[2]。BRT(後のBMT)も接続していた。フランク・ダウリング市会議長、公共サービス委員会のホッジス委員長と委員会の職員多数、IRTのションツ社長と秘書数名、クイーンズ区のコノリー区長といった数々の要人が初乗車に臨んだ。公共サービス委員達はアストリア線をディトマース・ブールバードやスタインウェイ・ストリートまで延伸する必要性を指摘した[2]。一般営業はその日午後から始まった[2]。開業当時はディトマース・ブールバードは2番街(Second Avenue)と呼ばれていたため、駅名も2番街駅になっていた[3][2]。 1949年にIRTとBMTの接続は中止になり、BMTが終日運転を担当するようになった。 駅構造
アストリア-ディトマース・ブールバード駅は島式ホーム1面2線の駅で、一部がニューヨーク・コネクティング鉄道(NYCR)の下を通っていて、ホーム上屋はNYCRが架かる部分まで延びている。 駅のメザニンは線路とホームのそばにある駅舎だけで、ホームから2人幅の階段2本で上がったところに改札機が一列に並べられ、中央にトークン・ブースが設けられている。改札の外には階段が4本あり、2本は31丁目西側(ディトマース・ブールバードと23番街の間)、もう2本は東側に降りることができる。駅舎の東側には短い屋根付きの歩道橋があり、隣のゲイリー・ビルの2階にあるディトマース・プラザ・ミニ・モールに繋がっている。ここには通りに降りる階段があり、駅のエントランスにもなっている。 線路はホームの北端の車止めで終わっているが、以前はもう何ヤードか先まで延びていた。これは未成線となったベイサイド方面への延伸線の名残で、東に延伸してラガーディア空港に向かうことが考えられていた[4]。 出典
外部リンク
|