アートヴィレッジ大崎セントラルタワー(英: Art Village Osaki Central Tower)は東京都が定める副都心の1つである大崎副都心にあるオフィスビルである。大崎駅東口に2006年に竣工した。山手線、東海道線、湘南新宿ラインが経由する大崎駅と大崎駅東口の歩道で連結され、歩道の最も奥にある。大崎副都心の中核を成すビルであるため、竣工後、大手企業が多数入居した。また1階のみ、ビル利用者のためのレストラン等が入居している。その名の通り、インゲス・イデー(de:Inges Idee、ドイツ)/クリスチャン・メラー(ドイツ)/ヨアヒム・ザウター(ドイツ)/モーリス・ヨーステン(オランダ)/吉水浩(日本)などのアート作品が設置されている[1]。また、多くのテレビドラマにおいて、ロケ地として使われている[2]。エントランスホールのエスカレーターを昇った所にあるイベントスペースでは「音楽の泉コンサート」と称して、ほぼ毎月のようにクラシック音楽の定期演奏会が行われている[3]。
画像ギャラリー
入居企業
主な傾向として、BtoBに強みを持つ大手企業が入居している。その中でも比較的IT企業が多い。
入居企業は、
など[4]。
ドラマロケ
2007年1月の開業直後から継続的に、日本のキー局が放送する多数のテレビドラマが「首都圏のオフィスビル」の典型として当ビルを起用している[2]。都内では新興の一等地でもあるため、大企業や有名スタートアップ企業の本社としての起用が多い。下記には主な作品の年表を載せるが、当ビルを起用したテレビドラマの数は判明しているだけでも、ビル開業から14年間で30作品以上と膨大であり、他にも起用したテレビドラマが多数存在する[5]。
ロケ撮影を行う際は事前の許可を取る必要があり、撮影時にも警備員の立ち会いが必須となる[6]。
2007年
2008年
2009年
2010年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
脚注