イゴール・プロッティ
イゴール・プロッティ (Igor Protti, 1967年9月24日-)は、イタリアの元サッカー選手。 ポジションはフォワード。 セリエA、セリエB、セリエCの全てのカテゴリーで得点王を獲得した選手は、他にダリオ・ヒュブナーのみである[1]。プレースタイルは、得点嗅覚が非常に鋭く、身長は低いが打点の高いヘッドを武器としていた[要出典]。 経歴1983-84シーズンセリエC1リミニでデビュー。18歳の時にACミランが獲得したが、ジュゼッペ・ファリーナ会長から、ミランのプリマベーラでプレーするか、セリエC1ASリヴォルノ・カルチョでプレーするかを問われ、レンタルでリヴォルノに移籍してプレーすることを選んだ[2]。しかし、オーナーや親会社が変更になるなどの影響により、所有権がリヴォルノに移ったためミランへの複帰は消滅した[2][1]。ここで着実に成長しC1ヴィレシットを経て1989年セリエBメッシーナ入り。初シーズンから35試合12得点とそこそこの結果を残し、 1992年セリエBのASバーリに引き抜かれた。そして1994年にバーリでセリエAデビューを果たした。1年目は28試合7得点という結果に終わったが、1995-96シーズンには、24得点を挙げ、セリエA得点王を獲得したが、代表チームには1度も召集されなかった。。一方、プロッティの活躍とは対照的にチームは低迷し、セリエB降格した[1]。 1995-96シーズン終了後、SSラツィオに移籍。前シーズンに得点王のタイトルを分け合ったジュゼッペ・シニョーリとコンビを形成したが、27試合7得点という結果に終わった。シーズン終了後、ラツィオからSSCナポリへレンタル移籍、開幕から成績不振が続きセリエB降格。1998年、ラツィオに復帰した後、すぐにセリエBのレッジャーナへ移籍したが、結果は残せなかった。 1999年、キャリアの最後を故郷で過ごすことに決めたプロッティは当時C1だったリヴォルノに加入。1年目から11得点、2年目は17得点、3年目には31試合で27得点を挙げセリエB昇格を果たし、セリエC1の得点王となった。 2002-03シーズン、セリエB昇格1年目からリヴォルノは上位争いに加わり、プロッティも得点を量産し続けた。結果的にクラブはセリエA昇格を逃したものの、23得点を挙げて得点王となった。同シーズン限りで現役引退を決意したが、ファンの慰留により復帰を決意。2003-04シーズン再びチームはA昇格を争った。リヴォルノはプロッティとクリスティアーノ・ルカレッリのコンビで総得点中、53得点を挙げるなど得点力を見せ、最終的にセリエA昇格を果たした。 個人成績
個人タイトル
脚注
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