イワイガワは、浅井企画に所属する日本のお笑いコンビ。2003年7月7日結成。コンビ名は2人の苗字を組み合わせたもの。
メンバー
- 岩井 ジョニ男(いわい ジョニお、4月27日)
- ボケ担当。
- 千葉県白井市出身。身長170 cm、血液型B型。
- 1999年結婚、一女の父[1][2]。
- 井川 修司(いがわ しゅうじ、1973年5月17日 -(51歳))
- ツッコミ・ネタ作り担当。
- 兵庫県神戸市出身、神戸市立工業高等専門学校卒業。身長176 cm、血液型AB型。
- ジョニ男とは正反対に、現代的なファッションに身を包む。
芸風
- ジョニ男が扮する「ベタなサラリーマン」「若者文化を知らない中年男性」「空気が読めない司会者」などに井川が関西弁でツッコミを入れるコントを主に演じ、初単独ライブではVTR・フリートーク・漫才・ブラックなオチのネタも披露している。
- ジョニ男が演じるキャラは様々な状況で「ナイストゥミーチュー」「ママチェック」「オイルショック」といった用語を駆使し、井川を困惑させる。
来歴・人物・エピソード
ジョニ男
特徴
- 整髪料でピッチリ撫でつけた七三分けの髪型に黒縁眼鏡、チョビヒゲ、背広に幅広のネクタイを合わせるという所謂『昭和のサラリーマン』風の出で立ち。
- スーツ姿は「1983年、シリアス・ムーンライトツアーを敢行していたデヴィッド・ボウイ」がモチーフらしい。
- 大型自動二輪車の免許を持っている。
来歴
- タモリの元付き人[3]。
- 組む以前はコンビ「バカ王子」として活動していた。
芸風
- 2008年頃からチョビヒゲを生やしている。ジョニ男曰く「最近ちょいわるおやじが流行っているから、『チョビヒゲオヤジ』も流行ると思って」。
- 「あ!」と叫ぶ恒例のアクションがあり、「シリアスムーンライト」という名前がある。右の手足を上げ左の手足を後方に伸ばす様は漢字の「呉」を想起させる。ネタ中では相方・井川も「あ!」とやるパターンもある。
- カンコンキンシアターなどで松山千春・柴田恭兵・小泉純一郎・田原俊彦・『おそ松くん』のイヤミなどのものまねを披露している。
- 特技は鼻ベース。
- 2010年2月17日、初単独DVDがリリースされた。
エピソード
- タモリの自宅に赴き、弟子入りを懇願するも拒絶された。だが「拒絶されたことに感動」したジョニ男は、そこから計49日間連続でタモリ宅へ通い続けた末に晴れて弟子入りを許され、付き人・運転手となった。ちなみにジョニ男が来て1ヶ月経った頃、タモリはジョニ男を家に上げて正式に断ったにも拘らず翌日もタモリ宅を訪問したため、タモリから「なんで来たの? 昨日、言ってることわかった?」と言われている。
- 付き人・運転手という縁から、タモリが司会を務める『タモリ倶楽部』のコーナー「空耳アワー」のVTRに役者として出演する機会がしばしばあった(例:ブルース・マグースの『恋する青春』のVTRでは、「タモリマネージャー岩井喜孝」として出演)[4]
- タモリがとても温厚な性分でもあるため、怒られたことはほぼなかったが、過去に付き人の運転手をしている時にプライベートでゴルフに行った際、タモリを乗せた車で運転中、ジョニ男が道を間違えた時にタモリに「仕事は遅刻してもいいが、プライベートは遅刻するなっ!」と激怒されたことがある。
- タモリが自分の所有する船に乗った際、船のロープを十分括り付けていなかったせいでタモリを真冬の海へ落としてしまったことがある。
- スーツはリサイクルショップで調達している。
- 付き人時代、1998年8月19日放送『コサキンDEワァオ!』に「タモリさんの付き人・怖がり金子君の1年先輩の岩井さん」として出演した(金子へは内緒で『スクリーム』のマスクをかぶりトーク中のスタジオに乱入するというミニドッキリ)。マスクを外して放った第一声は「あ!」であった。
- 弟子がおり、2017年頃より自分たちが司会のライブにいわば特権的に出演させているが駆け出しで方向性などが一切定まっていないこともあり、芸名も名付け親の岩井が模索中で出る度に違う芸名となっている状態。
- 2022年3月5日、ペイペイドームで行われたプロ野球オープン戦福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズのセレモニアルピッチへ登場した[5]。
- 飲み会などの場で明石家さんまから気に入られ、さんまは「なんとか世に出してやりたい」との思いから新番組であった『さんまのお笑い向上委員会』に何とかねじ込めないかと模索。フジテレビが無名であった岩井のパネラー出演を承諾すると思えなかったため、「勝手に見学に来た」という体裁でスタジオ内のモニターの横に立たせ、収録中突然岩井に振って持ちネタをやらせるという強行手段を取った。そこでウケたためその場面がオンエアされ、以降も同様に出演し続けられた。当時はノーギャラで、さんまがポケットマネーから出演料として渡していた。後にパネラー出演まで昇格、準レギュラーとして同番組へ出演を続ける。
- モニターの横は主に無名の若手芸人へチャンスを与える場として『モニター横芸人』という名の枠で受け継がれ、しゅんしゅんクリニックP・ワタリ119・みやぞん(ANZEN漫才)・バッドナイス常田・あかつ・サンシャイン池崎・平野ノラ・お見送り芸人しんいち・おばたのお兄さんなどが名を広める機会を得た。
井川
特徴
- かりあげ風の髪型と顎髭が特徴で、ラジオ番組では眼鏡や帽子を着用していることが多い。
- アクティブに見える外見とは反対に、あまり外には出ないインドア派を自称している。下戸のため宴席嫌いとしても知られている。
- ジュニアオリンピックに110メートルハードルでの出場歴を持つ。
- 測量士補資格を持っている。
来歴
- 過去には浅田美代子[6]や佐藤浩市、三國連太郎の付き人をしていたことがある。
- コンビを組む前は俳優として映画、ドラマ、Vシネマ等に出演している。テレビドラマ版『ナニワ金融道』への出演をきっかけとして、同シリーズにおいて緒形拳らに関西弁の方言指導を務めた。
エピソード
- 『あいのり』への出演経験があるも、都合で緊急帰国となり女性メンバーからの告白を断った。オンエア回数は3回だった。
- 長らく1976年生まれだと公表してきたが、2010年2月17日発売の初単独DVDにて1973年生まれであると明かされた。
- かつて付き人をしていた浅田からは「イガピー」と呼ばれていた。ある日の午前中に浅田を激怒させ、クビ覚悟で謝罪しに行ったものの、午後には井川に対して激怒したこと自体を忘れてしまっていた。「翌日忘れるのならまだ良いが、午前のことを午後には忘れられてしまうのが辛かった」と述べている(『コサキンDEワァオ!』における発言)。
- またある日には、浅田が探偵役の2時間ドラマにおける大詰めの長台詞(所謂断崖シーン)の撮影終了後、帰京の最中だった運転中に浅田からの「ねえイガピー、犯人って誰だったの?」という発言を聞いて耳を疑った。
- 上記の通り「井川でしか知り得ない浅田の(失敗)エピソードが井川によって外部にバラされている」ことを『笑っていいとも!』のテレフォンショッキング(2009年12月15日放送分)の生放送中にタモリ・スタジオ観覧者・視聴者へ浅田自らバラしていた。
- 同じく付き人をやっていた三國連太郎には「しゅうちゃん」と呼ばれていたが、三國の付き人となって1ヶ月後に「しゅうちゃん、名前は何て言うの?」と尋ねられ驚いた。
- 学生時代から女性関係で不遇な目へ多々遭った経験により、女性に対して警戒心が厳しくなった。その感性はカンコンキンシアターで「井川の闇シリーズ」として活かされている。また、「生涯独身」をしばしば公言している。
- 実父の満治は出身地である長崎県雲仙市に在住し、長崎中心にローカルタレントとして芸能活動を行なっている[7]。長崎県庁が介護の仕事魅力発信事業として制作したショートドラマで森保まどかと共演したことがある[8]。
交友関係
- 森一弥(元エネルギー)と仲が良く、互いに自身のブログで相手に「今日こんなことをした・された」と、互いの日常の行状・寝相・弁当の中身などを暴露し合っている。井川が年長の森をからかうのがほとんど(しかし井川は年齢を3歳サバ読みしており、実年齢では井川が年上である)。お互いのことは「井川君」「モリッコ」と呼び合う。
- バッファロー吾郎A(バッファロー吾郎)は中学の先輩にあたる。
出演
テレビ
ウェブテレビ
- 関根勤がニッチなニュースをなでまわす(2016年7月30日、AbemaTV) - MC
- 関根勤がニッチなアレをなでまわす#2-#4(2016年10月16日・12月11日・18日、AbemaTV) - MC
- 永野とジョニ男の呑みとも(ピクションオリジナル番組) - 岩井のみ
ラジオ
ウェブラジオ
テレビドラマ
映画
- 松島トモ子 サメ遊戯(2024年) - 岩井のみ[20]
MV
- 鳥淵杏奈「1,2,step」(2022年7月21日)
その他
CM
ライブ活動
- 後日ライブの感想をラジオで述べた関根は井川を「天才」と絶賛した(一方で、「ちょっと完璧主義者なんだよなあ」と苦笑もしている)。
- 嗚呼 お笑い 東洋・太平洋秘宝館タイトルマッチ(主催なべやかん)
- お笑いネオネオダイナマイトショー(浅井企画)
- 2005年4月 帰って来たHey!Say!ルー2005 歌ってスバらしい!(座長:ルー大柴)
- 関根勤率いるカンコンキンシアターに2006年から参加。
- 2006年はコント「家庭教師」、2007年はコント「合コン」、2008年はコント「銀行強盗」、2009年はコント「喫茶店」を披露。
- 2007年 南原清隆(ウッチャンナンチャン)主宰の現代狂言2に参加。
- 2008年 南原主宰の現代狂言3に参加。(2009年再演)
- 2009年11月21日、22日に第2回単独ライブ「オイルショック」が北沢タウンホールで開催。大成功のうちに幕を閉じた。
- 2011年9月28日から2013年6月25日にかけて東京・五反田文化会館にて毎週水曜日に無料ライブ「五反田水曜日」を開催(主催:五反田商店街振興組合 協力:五反田文化会館共同組合・浅井企画)ネタ見せではなく、フリートーク主体のライブであった[23][24][25]。
CD・DVD
- 『イワイガワ単独ライブ「オイルショック」』(2010年2月17日、ポニーキャニオン、ASIN B0031L6O6E)
- ミッドナイト・アワー〜Yokohama Fall in love〜(チェウニと岩井ジョニ男のデュエット、2014年11月19日、テイチクエンタテインメント、規格品番:TECA-12559)
- 灼熱の恋の物語〜KUMAGAYA Fall in love〜(チェウニと岩井ジョニ男のデュエット、2018年8月15日、テイチクエンタテインメント、規格品番:TECA-13871)
- ジョニー・A・グッド(2024年7月13日、YVS Records、インターネット配信)
書籍
- 幻の哀愁おじさん(著:岩井ジョニ男、2019年4月23日、文藝春秋)
脚注
外部リンク
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サマースペシャル2004にて認定 | |
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第7回チャンピオン大会ファイナルにて認定 | |
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第8回チャンピオン大会ファイナルにて認定 | |
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第9回チャンピオン大会ファイナルにて認定 | |
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2007年度 | |
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2008年度 | |
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2009年度 | |
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註:太字はプラチナバトラー認定 |
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男性タレント | |
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女性タレント | |
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文化人 | |
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お笑いタレント | |
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構成作家 | |
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旧所属タレント | |
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関連会社 |
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関連項目 | |
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