イーライ・ホワイト
イライジャ・トーマス・ホワイト(Elijah Thomas White, 1994年6月26日 - )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州イーズリー出身のプロ野球選手(ユーティリティープレイヤー)。右投右打。MLBのアトランタ・ブレーブス所属。 経歴プロ入り前高校時代、2013年のMLBドラフト26巡目(全体795位)でシンシナティ・レッズから指名されたが、契約を拒否し[2]、クレムゾン大学に進学した[3]。その後2015年のMLBドラフト37巡目(全体1117位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが、再び契約を拒否して大学に残留した。 プロ入りとアスレチックス傘下時代2016年のMLBドラフト11巡目(全体322位)でオークランド・アスレチックスから指名され、3度目の指名で契約に合意してプロ入り[4]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックスでプロデビューし、シーズン途中にA-級バーモント・レイクモンスターズに昇格。2チームで合計56試合に出場して打率.275、2本塁打、25打点、12盗塁を記録した[5]。 2017年はA+級ストックトン・ポーツでプレーし、115試合に出場して打率.270、4本塁打、36打点、12盗塁を記録した[6]。 2018年はAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、130試合に出場して打率.306、9本塁打、55打点、18盗塁を記録した[7][8]。シーズン終了後にはアリゾナ・フォールリーグのメサ・ソーラーソックスでプレーした[9]。 レンジャーズ時代2018年12月21日にアスレチックス、テキサス・レンジャーズ、タンパベイ・レイズによる三角トレードが行われ、レンジャーズはホワイトとカイル・バード、ヨエル・エスピナル、ブロック・バーク、インターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)を獲得、レイズはエミリオ・パガン、ロリー・レイシー、2019年のドラフト指名権を獲得、アスレチックスはジュリクソン・プロファーを獲得した[10]。 2019年は傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、116試合に出場して打率.253、14本塁打、43打点、14盗塁を記録した[11]。 2020年9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[12]、同日のヒューストン・アストロズ戦にて「9番・左翼手」で先発出場してメジャーデビューを果たした(この試合での結果は3打数無安打)[13]。この年はメジャーで19試合に出場して打率.188、3打点、1盗塁を記録した。 2021年は64試合に出場し、打率.177、6本塁打、15打点を記録した。 2022年は47試合に出場して、打率.200、3本塁打、10打点、12盗塁という成績を残していたが、6月中旬に右手首を骨折し[14]、9月にマイナーで復帰したものの、メジャーでの復帰は果たせぬままシーズンを終了した。オフの12月23日にDFAとなった[15]。 ブレーブス時代2022年12月28日に金銭トレードでアトランタ・ブレーブスに移籍した[16]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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