ウェルアームド

ウェルアームド
ウィンスターファームの勝負服
欧字表記	Well Armed[1]
品種	サラブレッド[2]
性別	牡→騸[2]
毛色	鹿毛[2]
生誕	2003年4月4日（22歳）[1]
父	Tiznow[1]
母	Well Dressed[1]
母の父	Notebook[1]
生国	アメリカ合衆国（ケンタッキー州）[1]
生産者	WinStar Farm[1]
馬主	WinStar Farm[1]
調教師	Clive Brittain（イギリス） →Eoin G. Harty（アメリカ） [1][3]
競走成績
生涯成績	24戦7勝[1][2]
獲得賞金	517万9803ドル[1]
勝ち鞍 GI ドバイワールドカップ 2009年 GI グッドウッドステークス 2008年 GII サンアントニオハンデキャップ 2008年 GII サンディエゴハンデキャップ 2008年
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ウェルアームド (Well Armed) ^[2][4]とはアメリカ合衆国生産の競走馬。おもな勝ち鞍に2009年のドバイワールドカップ、2008年のグッドウッドステークス、サンアントニオハンデキャップ（英語版）、サンディエゴハンデキャップ（英語版）。

• 特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE^[1]、Racing Post^[3]

2005年7月7日、クライヴ・ブリテン厩舎所属馬としてニューマーケット競馬場のG3競走スーパーレイティヴステークス（英語版）でデビューし10着。続く6戦は7ハロンから1マイルのレースを使われたものの2着が最高で、11月リングフィールド競馬場でのオールウェザーコースのメイドン競走で初勝利を挙げる。3歳を迎えてドバイに遠征し、初戦のシャドウェルファームトロフィーを勝ったものの、2月10日のUAE2000ギニーは9着、3月21日のUAEダービーはディスクリートキャットから26馬身離された11着に終わり、その後は休養に入って約1年半もの間レースには出走しなかった。休養中に去勢されて騸馬となり、アメリカ合衆国に渡ってイーオイン・ハーティー（英語版）厩舎に転厩する。

アメリカ移籍初戦となる、2007年10月4日のサンタアニタ競馬場でのオプティショナルクレーミング競走で4着、続くアローワンス競走で移籍後初勝利を記録する。翌2008年、初戦のサンパスカルハンデキャップで2着としたあと、続くサンアントニオハンデキャップでヒートシーカーを下して重賞初勝利を挙げる。2年ぶりにドバイ遠征を行い、ドバイワールドカップではカーリン、アジアティックボーイに続く3着に入った^[5]。帰国後休養ののち夏に復帰し、サンディエゴハンデキャップで重賞2勝目を挙げ、8月24日のパシフィッククラシックステークスはレコードタイムで駆け抜けたゴービトゥイーンからアタマ差の2着^[6]。9月のグッドウッドステークスでは1番人気に推され、ティアゴを2着、アルバータスマキシマスを3着に退けてG1競走初制覇を成し遂げた^[4]。ブリーダーズカップ・ダートマイルでも1番人気に支持されたが、アルバータスマキシマスに巻き返されて9着に終わった^[7]。

6歳を迎えた2009年、前年と同じくサンパスカルハンデキャップから始動して4着、2走目のサンアントニオハンデキャップも2着に終わるが、2年連続でドバイワールドカップミーティングに参戦。ドバイワールドカップではアルバータスマキシマスとマイインディの作るペースに順応し、最後は2着グロリアデカンペオンに14馬身差、前年優勝のカーリンが付けた着差の倍の着差をつけて優勝した^[8]。帰国後、休養を挟んで8月2日のサンディエゴハンデキャップに出走も8着に終わり、以降は1年以上出走が途絶えるもあくまで現役続行の予定であったが、2011年1月20日にハリウッドパーク競馬場での調教中に腱を故障し、翌2月に引退してテキサス州の牧場に引き取られた^[9]。

以下の内容は、EQIBASE^[1]、Racing Post^[3]の情報および記載法に基づく。

• Draw、PP：枠番、Horse No.、Pgm：馬番（EQUIBASEではPP、Pgm。Racing PostではDraw、Horse No.）

• 祖母Tritheniaの全姉にTee Kay（GIII マーサワシントンハンデキャップ）、その産駒にシンボリクリスエス^[12]。近親（妹 Life Well Livedの仔）にアメリカンペイトリオット^[11]。

• 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post

表 話 編 歴 ドバイワールドカップ勝ち馬

国際G1昇格前： 第01回（1996年） シガー 第02回（1997年） シングスピール 国際G1昇格後： 第03回（1998年） シルバーチャーム 第04回（1999年） アルムタワケル 第05回（2000年） ドバイミレニアム 第06回（2001年） キャプテンスティーヴ 第07回（2002年） ストリートクライ 第08回（2003年） ムーンバラッド 第09回（2004年） プレザントリーパーフェクト 第10回（2005年） ロージズインメイ 第11回（2006年） エレクトロキューショニスト 第12回（2007年） インヴァソール 第13回（2008年） カーリン 第14回（2009年） ウェルアームド 第15回（2010年） グロリアデカンペオン 第16回（2011年） ヴィクトワールピサ 第17回（2012年） モンテロッソ 第18回（2013年） アニマルキングダム 第19回（2014年） アフリカンストーリー 第20回（2015年） プリンスビショップ 第21回（2016年） カリフォルニアクローム 第22回（2017年） アロゲート 第23回（2018年） サンダースノー 第24回（2019年） サンダースノー 第25回（2020年） 開催中止 第25回（2021年） ミスティックガイド 第26回（2022年） カントリーグラマー 第27回（2023年） ウシュバテソーロ 第28回（2024年） ローレルリバー